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【ABCashの金融教育】Vol.6 保険

こんばんは。
ABCash Technologiesの採用担当です。

今回は、ABCashの金融教育の第6弾『保険』についてです。
既に保険に加入している方、これから加入を検討している方、保険っていっぱい種類があるけど違いがよく分からないという方は必見です!
今回は、保険の基本を学んでいきましょう。



保険とは

保険とは、みんなでお金を出し合い、リスクが発生したときの経済的負担を軽減することを目的とした制度です。保険の形態は様々で、自分自身だけでなく、家族、財産、ビジネスなどのさまざまなリスクに対して備えることができます。


保険は、「公的保険」と「民間保険」の大きく2種類に分けられます。

公的保険

国や地方自治体が運営する保険を指します。
公的保険は国民の生活の保障を目的とし、日常のあらゆるリスクに対しての保障があります。一定の条件を満たす国民については、原則として強制加入し、保険料を負担する義務があります。

公的保険の中身は大きく5つに分けられます。

公的医療保険
病気やケガをしてしまったときに医療費の一部を補う保険です。日本では「国民皆保険制度」が導入されており、国民全員が公的医療保険への加入が義務付けられています。

年金保険
日本に住む 20 〜 60 歳までの現役世代が保険料を負担し、高齢者や本当に保障が必要な人への年金給付に充てる仕組みです。「国民皆年金制度」により日本に住む全ての国民は年金保険への加入が義務付けられています。
20 歳以上の方が全員加入する「国民年金」と、会社員の方が加入する「厚生年金」が存在します。

介護保険
40 歳以上の全ての国民が加入する保険です。介護が必要になった場合、所定の介護サービスを受けることが出来ます。

雇用保険
労働者の生活及び雇用の安定と就業の促進を目的とします。失業された方や教育訓練を受ける方等に対して給付を行います。

労災保険
労働者が仕事中や通勤中に病気やケガになった場合に生じた損害を補償します。雇用形態や労働日数に関わらず、全ての労働者が対象となります。

公的保険の保障内容を理解した上で、不足する部分を民間保険で補うことが望ましいです。


民間保険

民間の保険会社が運営する保険を指します。任意で加入できる保険で、保障内容や保険会社なども自由に選択することが出来ます。各個人の求める保障や公的保険ではカバーできないリスクに備えることを目的としています。

民間保険の中身は大きく3つに分けられます。

生命保険(第一分野の保険)
人間の生存または死亡による経済的損失の保障を目的とする保険です。万が一の事態が生じた場合、保険金の給付を通じて残された家族や親族の経済的負担を軽減する役割があります。生命保険会社が取り扱う保険です。

損害保険(第二分野の保険)
偶然の事故によって他人をケガさせたり、他人のモノに損害を与えたときに生じた損害を補償する保険です。一定の保険金額が支払われる生命保険と異なり、実損払い方式をもとに実際の損失金額を保険金として支払うことが一般的です。損害保険会社が取り扱う保険です。

第三分野の保険
生命保険と損害保険のどちらにも属さない保険を指します。医療保険やがん保険、介護保険など多くの商品が存在します。
生命保険会社と損害保険会社どちらでも広く取り扱いがあります。


保険は見直すもの


貯金と保険の性質の違いを表す言葉で、「貯金は三角、保険は四角」*という言葉があります。
一度、保険に加入をして見直しをしないということは不要な保障にお金を払い続けている可能性が高いです。

ずっと同じ保障の保険に入り続けるのではなく、ライフステージの変化に伴い保険の見直しをする必要があります。

*「貯金は三角、保険は四角」
貯金・・時間をかけて大きな資金をこつこつ積み上げていくものです。時間とともに金額が増えていくので、金額は右肩上がりの「三角形」となります。もしも十分なお金が備わっているときに万が一の事態が起きれば、貯金で必要な保障を賄うことが出来ます。ただ、万が一の事態はいつ発生するかわかりません。もし、貯金を貯めている途中に万が一の事態が発生した場合、十分なお金が備えられているとは限りません。

保険・・加入したタイミングで大きな保障が備えられます。加入した直後から契約終了まで一定の保障を受けられる「四角形」となります。ただ、年齢やライフイベントの違いによって必要な保障額は異なります。

本来、必要な保障額は、時間の経過とともに減っていく右肩下がりの「逆三角形」になります。

保険を選ぶ時には自分自身のライフプランを踏まえた上で、逆三角形を意識しましょう。



では最後に、保険の基本用語をご紹介します。保険を選ぶ上で最低限必要な知識なので、覚えておきましょう。

保険用語集

・保険料
契約者が保険会社に支払うお金を指します。
将来の保険金の支払いに充てられる「純保険料」と、保険事業を運営するためにかかる費用に充てられる「付加保険料」に分かれます。

・主契約
保険契約は主契約と特約の組み合わせで成り立ちます。保険契約の基礎となる部分を主契約と呼びます。

・特約
主契約に付加して契約するもの
を指します。主契約の保障内容をさらに充実させることや、異なる保障を追加することを目的とします。
主契約に付随する契約のため、主契約が満期や解約で消滅した場合は特約も一緒に消滅となります。また、特約だけの単独契約も出来ません。

・掛け捨て
支払った保険料が戻ってこない保険商品を指します。保険期間が満了となっても満期保険金はなく、途中で解約をしても受け取れる解約返戻金がないことが一般的です。
掛け捨て型の保険は、保険料が安いことが特徴です。定期保険、医療保険、がん保険などが代表的な例です。

・解約返戻金
保険契約期間中に契約の解約をした場合に、保険会社から払い戻されるお金
を指します。
解約返戻金の有無は保険の商品により異なります。一般的に医療保険やがん保険、定期保険には解約返戻金がなく、終身保険、学資保険といった貯蓄性のある保険には解約返戻金があることが多いです。契約を短期間で解約した場合は、解約返戻金は全く無いか、あってもごくわずかなことが一般的です。

以上『保険』についてでした。


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