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復職が決まった社会人の心の内
こんにちは、絶賛社会人おやすみ期の重松です。
まだまだ、というか出来ることなら永遠に働きたくないのですが、ついに8月1日から職場に復帰することが決まりました。また、正式復帰の前に、今週の金曜日に手続き等で職場に顔を出すことになっています。
適応障害、うつ状態で休職し、2ヶ月ちょっとで復職することになった今の心境を整理するために、それから、周囲の人には話せない気持ちをここに書き留めるため、記事にしてみます。
ちなみに、休むと決まった時の気持ちはこちらにまとめていますので、気が向いたら覗いてみてください。
さあ、それでは本編に進みます。
先に断っておきます!ネガティブ全開の内容ですよ!
注意!読むのキケン!
休んで良かった
休職によって周りの人に迷惑をかけたり、キャリアが脱線したりしたわけですが、何より一番の感想はこれです。
お休みさせてもらえた(服薬の効果はもちろん)おかげで、吐き気、頭痛、動悸、めまいなどの症状はすぐに治りました。
プレッシャーから解放されて、よく眠れるようになり心も穏やかになりました。
きっとこれらの症状は、無理して働いていても良くはならなかったでしょう。
どこかで体がぶっ壊れてしまい、いつかもっとひどい状態で休むことになっていたか、あるいはその前に仕事で取り返しのつかないミスをしていたはずです。
休むという選択肢を取れたこと、休ませてもらえる環境にあったことは、心から良かったなあと思います。
迷惑をかけてしまった方には、これからお返しできるように頑張ろうと思います。
復帰までの経緯
当初の診察では、適応障害にうつ状態を併発している、お休みは最低3ヶ月、長ければ1年くらい考えてください、と言われていました。
ところがどっこい、復帰を決めた時点では、お休みからまだ2ヶ月も経っていない時期でした。
医者の言うことなんか関係ねえ、俺は強いぜ!卍
と考えたわけではありません。
病院、職場、奥さんとしっかり話し合って決めました。
復帰を考えるにあたり、職場の上司に異動したい旨をお伝えしていました。
僕が適応障害になってしまった原因のひとつは、職務内容がハードで、自分にとって負担が大きかったことです。
なので、元のところに戻ったとて、また体調を崩すのがオチだろうと考えていました。
それは病院の先生も同じで、十分に療養した上で何らかの環境の変化が必要だと判断していました。
しかし、職場のアンサーは、「現段階での異動はない。復帰するか、(おそらく来年の4月に)異動の辞令が出るまで休職をするかの2択だ。」とのことでした。
お医者さんはこういったケースが多いと前置きした上で、休職の延長を勧めてくれていました。
しかし、「1日でも早く復帰したい」けれど「元の職場では業務に耐えられない」と考えていたため、ここで悩みに悩むわけです。
なぜ復帰したいのか
吐き気等の身体的な症状が落ち着いてすぐに、仕事に復帰しないとという焦りが強くなりました。
職場に迷惑をかけていることや仕事をしていないことの罪悪感だったり、同期に置いていかれる劣等感だったり。
そうした思いを持ち続けて2ヶ月たった今、抱いている感情は絶望感です。
これを解消するために職場に戻ることを決めました。
世界が変わった
当初医師に示された、「最低3ヶ月のお休み」って普通の社会人なら小躍りしながらハワイ行きの航空券取っちゃうくらい嬉しいじゃないですか。
土日を待ち望んで働いていた以前の僕ならば、行きたい場所や会いたい人、やりたいことが山ほどあったので、めちゃくちゃワクワクしていたはずです。
しかし、このお休み期間は毎日が苦しかったです。
全くやる気が起きなくて、何も考えないでいいようにとにかく寝て、陽が落ちると今日も1日をやり過ごしたって安堵していました。
休む前と今とでは、世界が変わってしまいました。
大好きなミセスやKing Gnuを聴いていても、奥さんと大笑いしても、暖かい鴨川デルタでのんびりしていても、心の奥底でいつもいつもうっすら消えてしまいたいと思っています。
日中、家で1人ぽつんと過ごす時に感じるならまだいいんです。
でも、この生活の中でも僅かにある楽しい瞬間にすら、心の隅には消えたいという感情がざわざわと住み着いていることに気づいた時、たまらなく絶望するのです。
仕事を頑張るしかない
なぜ消えたいなんて感情になるかというと、うつ状態が改善していないことに尽きると思います。
もっと深掘りすると、人生の大半を占める「仕事」をこなすことができておらず、また、生きていく上でそれから逃れることができないからなのでしょう。
そういった思考が無力感に繋がっているのだと思います。
異動させてもらい、新しいところでしっかり頑張るのが理想でしたが、それができない以上、元のところに復帰して何とか成功するしかありません。
強引なのは重々承知の上ですが、なんとかやることができればうつ状態は改善すると踏んでいます。
逆に言うと、休職期間の延長をしてもうつ状態の改善にはつながらず、余計に希死念慮を強めるだろうと考えています。
悩みに悩みましたが、そしてきっと正しくはないのでしょうが、こういった経過で復帰を決めました。
休んだことで周囲の方はきっと業務量を配慮してくださると思います。(仕事内容が自分には重かったただけで、同僚や上司は良い人ばっかり)
なので、前より負担は少ないでしょう。
自分のためにも、職場の人のためにも、今度は潰れないように仕事をしたいです。
最後に
同じような病気で復職を焦っている方には、どうかそのままゆっくりお休みされてほしいと思います。
休むという事実は同じです。罪悪感を抱いていても、落ち込んでいても、逆にめっちゃエンジョイしていても、同じです。
そこに余計な感情はいらないです。
ただただ、ゆっくり療養すべきです。
僕の場合はとてつもなく根性がなくて、休みを継続することすらできなかっただけなのです。
どうか、ゆっくりされてください。
そして、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
楽しい内容でもないしまとまりのある文章ではなかったと思いますが、気持ちを整理できて良かったです。
何より、妻にも友人にも両親にも伝えられない感情をnoteに吐き出せました。
この気持ちを共有していただいている人がいると思うだけで心強いです。
周囲に感謝して頑張ります。
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