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【写真】快晴,東京. その1[夕景] -Tokyo Sky Deckとお台場海浜公園

 最近、東京の天気で「快晴」が2日続いた。「快晴」、しかも連続というのはあまりない。

■きっかけはYahoo! 天気アプリ

 実は、毎日「天気」をチェックしている。理由は、瀬戸内国際芸術祭に嵌ってしまい、隙あらば出かけていきたいと思っているからだ。ただ、現地の天候は変わりやすく、以前使っていたスマートフォンの天気アプリは精度が今一つだった。

 そんな話を広告イベント業の友人にしたら、雨雲レーダー付の無料天気アプリは数あって、その中でYahoo!の天気アプリの精度がよい、と教えてくれた。島でのロケなどの際、コーディネーターやカメラマンといった方々が雨雲レーダーを活用しているのは見ていたが、無料で手に入るとは知らなかった。地点登録もできるし、雨雲レーダーでは「あと●分で雨が降ります」といったお知らせも表示される。

 高松、直島、といった、出かけたい地点を登録して毎日のように眺めていたのだけど、都内、神奈川の鵠沼海岸といった、身軽に出かけられる場所もだんだん気になってきた。

 毎日眺めていると「快晴」が貴重だということもわかってくる。そして東京で「2日連続で快晴」予報の日が訪れた。幸い、自宅兼仕事場は駅近なので、仕事の入る時間に戻る、という感じで、晴天の都内を巡ってみた。

※すべての写真の加工は、最小限のトリミング等のみ

■Tokyo Sky Deck[夕景]

 夕景が何より好きなので、まずは六本木ヒルズのヘリポート階、Tokyo Sky Deckから。森美術館の年パスがあるので+500円で入場可となる。

六本木ヒルズ森タワーと、ルイーズ・ブルジョワの、おなかに卵を抱えた蜘蛛「ママン」
タワーに寄り添うように天高く花開く、イザ・ゲンツケン「薔薇」。六本木ヒルズの愛と美のシンボルだそう

 この日の陽の入りは17時頃。16時半頃にデッキに上った。

 新宿方面。

 都心を旅客機が横断するようになって久しく、すっかり慣れているが、これほど多く飛んでいるのだということを実感した(サンセット待ちの身には、目が楽しくなるので歓迎だ)。

 そして、夕陽の隣には、富士山のシルエットが浮かび上がってくる。

 サンセットとは反対側の東京タワーと湾岸方面はこんな感じ。

 日没後の「マジックアワー」では、富士山のシルエットがよりくっきりと浮かび上がっていた。

■お台場海浜公園[夕景]

 お台場までは移動に時間がかかり、この日は残念ながらサンセットには間に合わず、マジックアワーからとなった。

■東京も、かくも美しい

 とても私的なことだが「旅するように暮らす」などと書いておきながら、最近、どうも視点が外に向いていた気もする(もちろん、パンデミックで一度内向きになりすぎたその反動、という影響もおおいにあるけれど)。

 Google検索をフル活用し、乗ったことのない路線に乗る、ということを繰り返すうちに、自分が「旅」モードに入っていくのがわかった。旅人の視点で日常を見直す、という、必要だと思っていながら今足らないことを、晴天を撮ってみようという好奇心が、埋めてくれてた気がする。

 そして、撮影した写真をモニターで改めて見る際の幸福。自分の無意識の中に、美しい風景のデータが、今日も少しずつ増えていく。


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