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【写真】快晴,東京. その2[夕景] -東京ゲートブリッジ

 天気アプリを使いだしたことで、「快晴」の日にはカメラを持って出かけるようになったことは書いたばかりだ。

 本日10月23日、予報は快晴に変わっていて、これは出かける「べき」だろうと支度を始めた。行先は、東京ゲートブリッジ(江東区側)とした。以前、車で行って短時間だけ撮影したことがあるのだけど、人を車内に待たせての撮影だったので、時間をかけて散策もしたいと思っていた。

 公共交通機関を使う場合、新木場駅から「若洲キャンプ場前」行の都バスで終点まで。キャンプ場の敷地と隣り合っている。

■明るすぎる陽射し、美しい逆光

 キャンプ場の駐車場を抜けて、東京湾へ。視界が開けてくると同時に「来て正解だった」と思った。空はまさに快晴。夕暮れ前の陽射しはとにかく明るくて、釣り人たちのシルエットが黒い影となって美しい。
※すべての写真の加工は、最小限のトリミング等のみ

■橋の「歩道」を歩く

 東京ゲートブリッジは「歩いて渡る」こともできる。下の写真の画面左のタワーの8階が、遊歩道につながっている。

 お台場のレインボーブリッジも歩いて渡ったことがあるのだけど、それに比べると歩道ははるかに広くて歩きやすい。

■橋の逆側、謎のカメラ放列

 ほどよいところで歩道を引き返し、今度は橋の下をくぐってみた。

 太陽の位置からして、今まで見ていたのと「逆側」からは、橋の下に沈む夕陽が見られるのでは、と進んでいく。

 その先にはこんな光景が広がっていた。

 「夕陽を待ち」の、休日フォトグラファーの皆さん。陽の入りは17時頃なのだが、ずっと場所取りをしていたと思われる。ちなみに、あちこち分散して、下記の写真の4倍くらいの人数はいたと思う。

 わたしは三脚もなく、手持ちですみませんという感じなのだけど、たしかにそこからは、いいアングルの夕陽カットが撮れそうだった。

 漏れ聞こえてきた話では、狙っているのは「橋+夕陽+富士山シルエット」らしい。ここに集う方々も、「快晴」予報を見ていそいそと出かけてきたのかな、と想像したら、なんだか嬉しくなってきた。

■夕陽撮影「あるある」

 ただ残念ながら。ちょうどいいところに厚い雲が立ち込め、居座ったままになっている。せっかくの陽の入りが雲に妨げられるのは、「夕陽撮影、あるある」だ。「富士山は?」「あの雲の向こう」という会話も。ただ、せっかくだから一応待っている、という感じだ。

 わたしはといえば、正攻法の夕陽カットというよりは、シルエットで何か撮れないかなと思って、周囲を(皆さんのフレームにINしないように注意しながら)移動していた。

 やはり「富士シルエット」は雲のベールに覆われたままだった。結果として、サンセットより前の、沈みつつある明るい太陽のカットが、よりドラマティックだったかもしれない。

■夕景を背に、バス停へ

 バスの本数が限られているので、後ろ髪をひかれつつ、写真は撮りつつ、徐々にバス停の方に向かい、駆け込むように乗車した。

 しかし、これで本当にやめられなくなってきた。快晴の日でも、青空というよりは、やはり夕方近くの陽光が好きという自分の好みもわかってきた。「撮るべきリスト」を作って、また都内の夕景に逢いにいこう。

 

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