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手抜けるモンは極限まで手抜きたい!日本の女性働き過ぎ?…な話。

よく日本の女性が家事に時間を取られているような話がある。
本当にそうなのだろうか?
ご飯三食作って、洗濯して、掃除したら、それだけで4時間くらいにはなっちゃう。
他の国の女性は、まさかそれを1時間でやっちゃう!とかじゃないですよねぇ?

■隙あらば手抜きしたい■

2020年3月、私は退職前に有休をもらっていたのと、にわかに騒ぎ出したコロナの為に、家に引きこもっていた。

ずっとやってこなかった家の片づけを少しずつ始めるうちに、家事の1つ1つの作業の中に、わりと無駄なことってあるよな と思い始める。

その1つが、タオルやパジャマを畳むこと。

洗う→干す→乾く→畳む→すぐ使う。

そう、タオルもパジャマも、乾いた後はわりとすぐ使うものじゃないだろうか。
なんなら畳んだ瞬間、広げることになるかもしれない。
これまでタオルは極力ピンチから外して使い、残りを畳むようにしてたのだが、なまじ時間ができたために、速攻畳んだのがまずかった(いや、主婦として正しい行いだったのか?)。

一体、何のために畳むんだろう。
この作業に何の意味があるんだろう。

洗う→干す→乾く→畳む→すぐ使う。

そう、すぐ使う!

いや、意味なんかないわーっ!畳まなくていいわーっ!
仕事辞めて時間があるからって、意味ないことに時間使いたくないわー!

もう完全に意義を見出せない。

そこで思いついたのがこんな収納。

もうカゴにバサッと入れておいて、
で、そっから使う(着る)で良くないですかね

すごいいい案だと思った。
別に家の中で使うもの着るものだし、ちょっとくらいシワになってたって問題ないよ。

ところが、旦那に提案するも、一蹴される。
バカじゃないの?畳めよ と。

アータねぇ(得意のデヴィ婦人)、会社で誰かが提案したら、検討もせずにバカとか言うか~?(# ゚Д゚)

それに何でそれがダメなのかも全然分からん。
洗濯は干したら畳むものなんて概念、ぶっ壊しちゃおうぜ(ノ≧ڡ≦)★

だがしかし、言えば言うほど、旦那は無言になっていった。

■手抜きって言い方が良くない■

私、まごうことなき日本の主婦、しかも現在は完全なる専業主婦なのだが、いったら、晩ご飯作るくらいしかしていない。
洗濯ちょこっとと、トイレ掃除くらい。それもサボり気味。

たぶん雑然とした中でもストレス無く過ごせるタイプだから?
どうしてもやらなきゃならない事ができれば、隙あらば手抜きしたい!

なんなら手抜きする方法を探すことに時間を費やしたい!

実は気になりだしたら、とことん追求しないといられない性格でもあるので、毎日そんなことになってたら、掃除だけで1日が終わる。そして他何もできない。

で、家事ってそもそもそういう性質を持ってると思う。
ご飯だって、手の込んだ美味しいヤツ作りたいと思えば、30分や1時間じゃすまないし、後片付けも大変。
際限ないのだ。

手抜きって言うからいけない!なんかイメージ悪い。
でも、よく言えば合理化っつーの?それとも効率化?

「無駄を無くして、より少ないエネルギーで状況を良くする」

そーゆーことだと思う。

それこそ専業主婦が手を抜こうもんなら、
専業主婦のくせに とか
専業主婦なんだから とか
他にやることないのに とか
散々なことを言われかねない。
無償の労働なんだから、手抜いて何が悪いんだ?

それに家事は仕事と思われていないからそうなる。こんな重労働なのに。
職場では合理化・効率化を求められるのにさ、主婦業の合理化・効率化は「手抜き」と呼ばれる謎。

■最初の疑問 世界の女性はどうしてる?■ 

ちょっと古いけどこんなデータがある。

仕事・家事時間の国際比較

男女比を出すあたり、日本だけでなく世界中で、仕事や家事の比率に関する格差があるんだろう。

これを見ると、日本の女性だけが特別に多くの家事をしているわけではなさそうだが、とにかく男女の偏りがものすごく大きい。
世界的に見れば、家事に費やす時間が日本とさほど変わらなくても、男性が2倍も3倍も家事をしていることになり、男性も女性も仕事と家事を、分け隔てなく行っている傾向が見れる。

ただ男性の仕事時間が、他の国に比べてものすごーーーく長い。
これでは、家事をしろと言われても、なかなか難しいんじゃないかな と思ってしまう。

これは2009年2011年のデータなので、10年経ってもっと改善されてることを願うけど、世界はさらにすすんでるかもしれないんだよなぁ。

我が家の旦那が、家事をけっこうやることについては、前回の投稿
「旦那が半世紀生きたという素晴らしい日…な話。」で書いた。
それでも、食器洗いと洗濯とゴミ出しで、1日に1時間もやっているわけじゃあない。やらない日だってフツーにある。
買い物も家事に含まれるなら、1時間以上になるか。

そしてこの表よりも、さらに仕事の時間は多い。残業無しでも480分くらいは毎日働いている。
それでなんだかんだと家事をやってるんだから、よくできた夫だと言うしかない。

旦那はいつの頃からか「やれる人がやればいい」と言うようになった。
まぁ、私の受け売りなんだけどね。
心からそう思ってるかは神様と本人しか知らないので、突然離婚されるかもしれない。
ヤバーーーーー<(ll゚◇゚ll)>ーーーーーッ!!!

■子どもが手が離れたので燃え尽きた■

やれる人がやる。
そういうことに落ち着いている今だけども、子どもが小さい頃は全くと言っていいほど理解がなく、
「1日家にいるのに何してんだよ」
「お前らは遊んでるだけでいいよな」
等とよく言われたものである。
数多あるエッセイ漫画等でもお馴染みのヤツだ。

そしてもう何年も体力ギリギリの生活をしてきた。睡眠が不足していた。

娘が中等部の3年間は、学校まで片道1時間15分。
6時45分には出ていくので、朝早起きしてお弁当作り。
まぁ、そのくらいなら地元の中学へ通っても、部活の朝練とかあればそんなこともあるだろう。
ただ私は究極ののんびり屋(単に手際が悪い?)なので、5時には起きて支度を始めていた。
しかもその頃は仕事を3つも掛け持ちしていて(1日に3つ全部あることも)、家にも仕事を持ち帰っていたので、なんとなく休まる日がなかった。

高等部に上がると、通学時間がさらに伸びた。片道2時間。
しかも朝8時から授業が始まるので、5時半には家を出る。
そう、私は4時起きになった。
仕事は1つにしたけれど、パワハラを受けていて精神的にもヤバかった。
睡眠バランスがおかしくなって、夜中2時間、朝娘を送り出してから2時間、帰宅後に2時間と、仮眠を繰り返す。

そんなわけで、中等部3年間は、まとまってるけど5時間の睡眠。
高等部3年間では、6時間寝てるけど1時間や2時間ずつの仮眠に近い状態。

でもきっと、世の中の親(とりわけ母親)って、こういう生活してるんだと想像がつく。
私の母はフルタイムで働いてたから、夜中遅くまで起きて洗濯とかしてたな。

娘が大学生になりお弁当作りをしなくなり、翌年には仕事も辞め、そしてコロナでステイホーム。
これまでの睡眠不足を取り戻すかのように、ひたすら寝ている。ただただ寝ている。

掃除?洗濯?
いいよ、そんなに無理してやらなくたって。なんとなくやれてればいいんだよ。
睡眠の方がよっぽど大事。
私も睡眠削ってまで頑張ってきたんだから、今はぐーたらと思われようと眠るよ。

そして眠るために、家事も究極まで手抜きしたい。
そのためには不毛な時間(タオルやパジャマを畳む時間)を無くしたい!

え?強引に繋げちゃった?

カゴにバサーーーーーで、何がダメなんだろ。
いつか絶対そうしてやるんだ!

というわけで、2020年3月7日Twitter投稿のスピンオフ
「手抜けるモンは極限まで手抜きたい!日本の女性働き過ぎ?…な話。」

まぁ、ゴミ出し、洗濯、アイロン、皿洗い、旦那がやる率80%なので、洗濯物畳むのくらいやれよ!って誰が見ても思うだろうけどね。


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