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ただ悪ふざけしていたんじゃなくて、心ではしんみりと偲んで踊ってたんよ…な話。

<<下ネタっぽい話になりますので、苦手な方は閉じてくださいね>>


日本の喜劇王 志村けん。
亡くなって1か月が過ぎたが、1回目の緊急事態宣言の最中であることは変らなかった2020年4月末日。

数日前に誕生日を迎えた私は、49歳、そう、40代最後の1年に突入。

失う命もあれば、生まれる命もあり、重ねていく命もある。

…しんみり…

なーんてそんなことを考えていたかどうかはもう忘れてしまったが、
その日私はいつも通り、ウンジャラゲを踊っていた。

志村の笑いはそういうことじゃないんだ…な話。にもちょこーっとだけ書いたが、
私は日常的に、ウンジャラゲを意気揚々と踊っている。

娘が小さい頃は一緒には踊ってくれなかったけど、笑って見ていた。
お年頃になると、わりと嫌~なカオをするようになり、
「お母さんがいいならそれでいいけど(ー□ー 」等と言うようになった。

うん、お母さん、それでいい\(^O^)/

何であんなビミョーなカオをするんだろう???
やっぱり、ウンジャラゲ、ハンジャラゲのとこであろうか。

月曜日はウンジャラゲ
火曜日はハンジャラゲ

「ウンジャラゲ」歌詞より引用

意味は分からない。
だけど、言葉の響きと振り付けから容易に想像できるのは…

ウンジャラゲ = 脇毛
ハンジャラゲ = 下の毛

え?違いますか?

いや、私、ずーっと、何10年もずーっと、そう思ってきた!
いや、他に何があるっつーんだよ くらいな勢いでね!

でもわざわざ毛であることを誰に確認することでもないじゃん。
みんな、毛だ、うん、毛だね、毛だ、毛だ って思ってるから、ちょっと恥ずかしいし、
そこはスルーしてきたんだよね?暗黙の了解だよね?

ところがネットで検索してみても

_人人人人人人人人人_
> 毛のことだろ! <
 ̄Y^Y^Y^ Y^Y^Y^Y ̄

などと豪語している輩は、全然見つからないことに、逆に驚いている。

しかもだよ、脇毛・下の毛どころか…

ハンジャラゲ = (泥などを)払いなさい

という、仏教からくる言葉だと書かれているではないか!!Σ(゚Д゚)

これが嘘か本当かは分からない。
そして、泥を払ったから何だというのだ?! とは思いつつも、なんか得体の知れないありがたみが生まれてくる。

ニヤニヤして踊ったらいけないんじゃね?

毛を想像して踊るとかありえなくね?

踊ってる人を見て嫌~なカオ(ー”ー するとか、ダメなんじゃね?

いや、もしかしたら娘は潜在的にこの歌詞の尊さを理解していて、
毛を想像しながらニヤついて踊る大人(しかも血のつながった母親)を、軽蔑していたのかもしれない!

そうか、そうだったのか…

ごめん、私、間違ってた。

次からはもっと神妙な面持ちで踊るわー。

他が見たら悪ふざけしてたように見えたのかもしれないし、
あの日の娘はおばあちゃん(私の母)が踊ったらさぞかし嫌だろうよ!的なことを言ってまで、
目の前で踊るなって訴えてきた。
うん、私も、目の前で母が意気揚々と歌い踊ってたら、かなり引く。

でもね、あの日のウンジャラゲは、心の中では志村けんを思う、偲びの踊りだったんだよ。


というわけで、2020年4月30日のTwitter投稿のスピンオフ
「ただ悪ふざけしていたんじゃなくて、心ではしんみりと偲んで踊ってたんよ…な話。」
でした。


あれから2年近くになる。
今日はとうとう、神奈川県でも感染者数3,000人を超える事態に…。
ハンジャラゲ!って、コロナも払えればいいのにな。


<以下タグ自動入力用>
#どうでもいい話 #スピンオフ
#Twitter #note_twitter 

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