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ゆるやかな時間がひとを幸せにするなぁ…な話。

レジ待ちの長い列に並んでいたときのこと。

前にいたおばあさんの上着の模様を、まるで迷路のようにたどって遊んでた2歳くらいの子がいました。
それはそれは熱心にずーっとやっていて、おばあさんもジッとしていたので、孫かひ孫かと思っていたんです。
面白いなぁ、吹き出しそうになったわ。

そしたら全然関係ないとこから現れた母親に連れて行かれたよーーー
(・∀・)

おばあさんはたぶん気づいてなかっただけなのだろうね。
その子がいなくなっても、ジーッとしてたし。

だけどなんだか、とっても優しい気持ちになって、レジで待つイライラも解消されちゃった♪

で、ふと、娘と祖母(娘からみたらひいおばあちゃん)のこと思い出したんですよねぇ。

私の祖母は若い頃から足も悪かったのもあるのですが、80歳を過ぎてますます動くことも減り、いくらひ孫が可愛くとも、いくらひ孫が寄ってこようとも、小さい子どもが満足するようには遊んだりなんて、とてもできなかったのです。

それなのにどういうわけか、娘は祖母のそばへ行きたがります。
その調子の悪い足にくっつき過ぎてもたれかかったり、膝に座ろうとしたりするので、私はヒヤヒヤしながら、娘が祖母に近づくと一緒になって横に行って抑える役。

祖母の横へ行っては、お饅頭やらおせんべいやらを半分もらって、2人でニコニコしながら食べていたなぁ。
何か喋るわけでもなく、ただニコニコしてモグモグしてるその姿は、そこだけ時間がゆっくり流れているように見えました。
見てるこちらも(ヒヤヒヤしてるとはいえ)、幸せな気分。

また、旦那の祖母とも娘はなかなか面白い関係。

旦那の実家では、祖母だけが晩ご飯を1人で食べていたんです。
意地悪してるわけじゃないですよ。
祖母は見たい時代劇があるので、1人でゆっくり見ながら食べたいの。

ところが娘は「ひーばーちゃんと食べるー」と言って、祖母の部屋から出てこないので、1人用の小さ~なちゃぶ台に、2人の食事を並べることに。
まだ2歳で手づかみも多いし、旦那の祖母がいくら元気とはいえちょっと心配でしたが、どういうわけか娘はきちんと正座をし、こぼすこともなく、おとなしく食べていたんだよね。

旦那の祖母も時代劇に夢中ですから、それほど会話があったとも思えない。
だけど、2人で静かに過ごしてるんですよ。

なんなんだろう、この関係性は?
って、当時は不思議でしたねぇ。

今思えば、たぶん、お菓子もらえるから?

ワッショイヽ( ´∀`)ノワッショイヽ( ´∀`)ノワッショイヽ( ´∀`)ノ

私の祖母とはしょっちゅうお饅頭とか半分こしてますしね、旦那の祖母なんてハンドバッグから飴やチョコだけでなく、焼き芋とか出てきちゃう人でしたからね、絶対なんか美味しいものもらってたんだろうなwww

とはいえ、お年寄りと小さな子どもって、なんか波長が合うんだと思うわけです。

子どもが小さい頃って、親は朝から晩までなんだかバタバタしたりイライラしたりしてるし、祖父母もまだ仕事してたりするしね。
そんな中、ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんは、小さい子どもが穏やかな気持ちでのんびりとしていられる相手なのかもしれないなぁ。

レジ待ちの光景でちょっと吹き出しそうになり、同時に18年前のことを思い出してやっぱり吹き出した
( ゚∀゚)・∵

そして穏やかで優しい気持ちになれた、ありふれた日の幸せな気分の夕方でした。

というわけで、2020年2月7日のTwitter投稿のスピンオフ「ゆるやかな時間がひとを幸せにするなぁ…な話。」でした。


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#どうでもいい話 #スピンオフ
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