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おかえりモネ【第7話】感想。

今朝のトレンドに「みーちゃん」が入ってた。
リアルタイムやその後しばらくは他にもあったかもしれないけど、
私が遅く起きてきた時にあったのは「みーちゃん」。

みーちゃん登場すると、色んな意味で心がザワザワする。
他の誰ともそれなりに上手く人間関係を作れていると思うのに、
妹とどうしてもこじれる。
肉親あるあるかもなぁ。

なんて考えながら、本日も見直し視聴、おか“わ”りモネを書く。

◎第7話まとめ感想◎

林間学校の小学生相手に、少々押され気味になりながらも、明るく楽しそうにしているモネ。
それをこっそり見ながら、モネの父・耕治は、モネが島を出たいといった日のことを思い出す。

やりたいことがあったわけではなく、ただただ島を離れたいと言うモネ、
それを引き留めることも、気の利いたことも言えない家族…
なるほど、辛い。
この辛さが、作品の根底にずーっとあって、震災のことをいつも思いながら視聴者も見てて、
リアルな感覚として受け止めてしまう。

そしてね、一人の男の子、ちょっと落ち着きがなくて、まぁ、子どもなんてこんなもんだけど、
ここんとこ気になるくらいに演出してるから、なんか起きるね と思わせる。
もちろん80話まで見てるので、この先に起きることは分かってるんだけど、
初見でもそう感じたからねぇ。

また、この回に出てくる「組手什くでじゅう」については↓コチラ。
開発されたこちらの会社がこれを広めていくために、版権を放棄されているもよう。


◎第7話のビビビ◎

サヤカ
「家族に見せる顔とは違うでしょ」

組手什くでじゅうの説明を子ども達にしているモネのことを、
隠れて見ている耕治に声かけたサヤカさんの言葉。

似たような言葉が我が家でも度々あがる。
娘の不遜な態度に、夫がこっそり言ってくる、アイツあんなんで大丈夫なのか?やっていけるのか?って。
私は毎回同じ返事を繰り返す、外ではちゃんとやってんだよ。


耕治
「でも、何かぁ、可能性を見つけたいって顔になかった」
「あん時の百音ももねの顔を思い出すと、なんていうんですかね、
 親としては、何が何でもその手を放しちゃいけなかったんじゃないかって」

いくら可愛いからっていつまでも手元に置いておくのは違う とサヤカさんに諭されたときの耕治の言葉。
親は迷うよね。
今、手を放すべきか、放さないべきか。

個人的についつい我が家のことと重ねてしまうけど、私は娘が20歳になったのを機に手を放そうとしてきて、
そのことで上手く伝えることができずに、今ちょっと母娘関係に不穏な空気が流れている。
タイミング間違えたか、言い方間違えたか と悩んでる。
いや、今までが近過ぎたのかもしれない、うざがられてもこれで良かったのかも…と
自分に言い聞かせながら過ごしてる。

でもやっぱりね、話し合いが足りなかったとは思うんだよね。
耕治と一緒。

ちなみに「百音」と書いて“ももね”。モネは愛称。


耕治
「でも、違ったのかも」

前述の言葉から、この言葉へ繋がる。
こう思えるほど、モネは活き活きと働いているように見えた。

これも突き刺さる~~~。

何とかしてやりたい って親だから思う。
でも、自分で何とかし始めた時に、色んなことから解放されて、
自分が自分として立つことができるんだろうな。
それ、親は過去に経験してきていることで、痛いほど分かるから、
でもやっぱり子供が可愛くて仕方ないから…

う~~~ん、分かりみ(←死語?w)が強過ぎる!


龍己
「アイツ笑ってたからな電話で」
「アイツのすげーーーーー笑い声が聞こえたんだわ」

モネの母・亜哉子が、祖父・龍己に、モネがサヤカさんの所で働くのは賛成かと尋ねたときの返事。
これを聞いた時の亜哉子さんの表情も、そっか~、そうなの~って噛みしめてる嬉しさが滲み出てる。
その表情を見たおじーちゃんが「な?」って言うんだけど、この「な?」もいい!

きっと長らく(あの日から)モネのそんな様子を、家族は見れないできたんだなってのと、
モネがまたちゃんと笑えるようになることが、この家族の望みだったんだなってのが、
すっごく伝わってくるシーン。

ホント、子どもが笑っててくれることは、親にとっては一番のこと。

菅波
「あぁ、あのあの!挨拶とか苦手なんで、じゃ」

1週間ぶりに、来るの嫌そ~な顔して東京からやってきた医師の菅波先生。
まるで教師かのように生徒に混じっている男性がモネの父親だと知り、先手をうった場面。

ここから2年経って、面と向かって男見せたり、生牡蠣食ったりするようになるとは、
誰が想像したであろうか!!!(いや、しなかったーーー!)

そんな理由で選んだ言葉(;^ω^)

モネ
「お父さんが、俺はこっちだって自分で決めたように、
 私もこっちだって自分で決めたい、そういうものを見つけたい」

帰る耕治にモネが言った言葉。
静かだけど、力強くて、でもちょっと不安げ。
そして何より誠実。
それが何なのかまだ分からないけど、見つけたいんだっていう誠実さ。
これがモネの最大の特徴であり、良さだと私は思う。(ことあるごとにTwitterでは賛否両論起きてるけど)。

父親としては抱きしめたかっただろうなぁ。
そんなことしないんだけどさ。
耕治さんだって、ただの親バカじゃなくて、めちゃくちゃ理性のある親なんだよね。
モネの本気の本心を聞けたのは、嬉しいし、誇らしかっただろうなぁ。
あー親目線の感想ばっかりになっちゃうwww

この後に続く、「だから…ごめんなさい」っていうモネの言葉も、
優しさとか、素直さとか、父親への愛情とか、周りを気にし過ぎなとことか、
この子のひととなりが分かる言葉だった。

そういう大事なものが、ちゃんと見つかるよ!見つからなくてもいいけど、見つかったらもっといいよね!
って、耕治と一緒に心の中で唱えたさ、私ゃあ。


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というわけで、
~ビビビとキタ台詞で振り返る おかわりモネ~
『第7話感想』
でした。

読んでくださりありがとうございました。

とにかく、今回も前回と同じで、
分かるよ、分かるよ耕治さーーーん\(T▽T)/一緒に酒飲もうぜーーー!
と叫びたくなる回でした。

耕治を見送るモネを、そっと見守るのがサヤカさんだけじゃなくて、
菅波先生もだったのが、萌えポイント(笑)

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