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MBA Women Career Talk #14 その② -2021.10.03

女性のキャリア形成を支援する会社「A&CO」がプロデュースするオンラインセミナー「MBA Women Career Talk」。毎週日曜日の朝に開催しています。

その①からの続き)

MBA選びの観点とその後のネットワーク

村瀬さん はい。私はですね、グローバルマーケティングについて書いております。これは実務に直結する内容です。

これもさまざまで、まったく関係ないジャンルを敢えてやるというような同級生の方々もいらっしゃったんですけれども、私自身はせっかく忙しいなか、時間を大量に割いてやるのであれば、実務に関係することだけれども、実務のなかではやりきれないことっていうのを取り組みたいという風に思っておりまして、私自身はいま現在、海外事業のなかのアジアエリアというところを担当しておりますので、日本企業がグローバルビジネスを行っていくうえでの課題というところの観点について修士論文を書きました。

川原さん ありがとうございます。やはり村瀬さんのフォーカスがマーケティングっていうところがかなり強いのかなと思うんですけれども、マーケティングの先生がこの人がすばらしいですとか、MBA選びのときにそういった観点で選ばれたりとかってあったんでしょうか。

村瀬さん そうですね。もともと私がマーケティング関連の本で読んだなかで、非常に勉強になるといいますか、尊敬する方が一橋に複数いらっしゃったというのもありますけれども、そういう観点でいくと、早稲田ですとか、そのほかのビジネススクールにもまったくいらっしゃらないわけではないので、あまりマーケティングというところで選んだという感じではないですね。

やっぱり自分自身のコアは強めていきたいですけれども、せっかくビジネススクールというところで体系的に学べるということのほうが割と大きかったかなと思います。

川原さん そうですね。体系的に学べるっていうところがテーマにはなってきますね。ありがとうございます。

三竹 もう15年以上前ですけど、私もできあがったばっかりのビジネススクールに行っていたので、最初の立ち上がりたてって割とアカデミックな感じで、先生方も立教だったら立教の、一橋だったら一橋にもともといた方々が、そのまんまビジネススクールに来て教えているみたいな。なんか先生も手探りでっていうような感じがすごくあったんですけども、一橋の場合はどうでしたか。

外部から呼ばれたいわゆる特任教授みたいな先生方がけっこういらっしゃるのか、それとも、もともといわゆる研究科員とか、アカデミックなほうの研究科にいらっしゃった方がそのままスライドで来ているのか、どんな感じの先生方でしたか。

村瀬さん 割とこういったコア科目ですとか、選択科目のなかでも一部の方は研究科から来られて、そのまま教えている方というのが多かったかなという風に思います。

ただ、もともとフルタイムとはいえ、社会人を国立キャンパスのほうで受け入れていたので、その社会人に対する理解がまったくないというわけではなく、そういった生活というか、いかに仕事とスクールの両立が大変かというところの理解もそうですし、そもそも社会人がどういったところに課題感を持っているかという面でも、特に齟齬があったという記憶はないです。

川原さん そのあとのネットワーキングですとか、このMBAを通じての人との繋がりっていうのは、いまでも繋がっているものですか。

村瀬さん そうですね。一橋の繋がりというのも複数ありまして、いまは残念ながら卒業が2020年3月でしたので、卒業した瞬間にコロナになってしまったというところで、誰ともオンラインでしか繋がれていないですけれども、それがなければリアルなネットワークというのはかなりあるかなという風に思います。

今後のキャリアプランについて

川原さん 質問を1ついただいていて、村瀬さんの今後のキャリアプランとキャリアを通じて今後さらに実現されたいと思っていることがあれば、ぜひお話いただきたいなと思うんですけれども。

村瀬さん そうですね。私自身はやっぱりコアは、マーケティングとあとは事業戦略というところでやっていきたいなという風に思っておりまして。

いま、満足度はここらへんにあるというところなんですけれども、やっぱりMBAを取得して強くなった、あとは視野が広がったというところがありますので、それをこれから実践でどんどんやっていきたいなという風に思っているところです。

私自身は転職したり独立したりというやり方よりは、現在であれば、花王を通してどうやって社会の役に立っていけるかっていうところが非常に大きいので、どちらかというと、仕事を変えるよりも増やしていくっていうところに興味があるという風に思っています。

川原さん ありがとうございます。そういう実現されたいっていう意味で、いま村瀬さんであれば、花王という舞台でどうやって貢献できていくかっていうところをどんどん拡大していくことが今後のテーマになるのかなとお話を聞いて思いました。

村瀬さん そうですね。やっぱり日本企業って就職じゃなくて就社だっていわれる通り、企業人間みたいな人もいらっしゃるかもしれませんけど、私自身はどこで働いてもどうやって自分の社会だったり、消費者の方にお役に立てる度合いを高めていけるかなという風に思っていて。

そういう観点でいくと、いま働かせていただいている環境って非常に合っていると思いますし、ただ、いまは副業なんかもOKですけれども、やっぱりそういった新しい産業だったり、新しいことにチャレンジすることで相乗効果が生まれるのではないかという風に思っているので、そういった形でどんどんキャリアというところを積んでいければいいかなと風に思っています。

その③へ続きます


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