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私の頭の中/1つのテーマで延々と楽しめる理由

小さな頃から「なぜ?」をそのままにせず
自分でいろいろ調べたり考えるのが好きだった私。

今でも記憶に残っているのは時計の針の読み方
幼稚園の頃、親に時間を聞いて時計を見た時に
「なんで5のところは5分じゃなく20分なんだろう?」
というのが疑問だった。

そのあと、ぼーっと時計を眺めながら
60分で次の時間になるから、
12の針の時に60になればいいのかな?」

「5のところが20で、12が60だから…
あ!!数字が1つ増えると5ずつ増えるんだ!」

と、発見した時の興奮が今でも忘れられない。

この後に、小学生で掛け算(九九)を習った時に
5の段に繋がることに気づいてもう一度、興奮(笑)
人生はワクワクに満ち溢れてる!

今はネットで調べられる便利な時代だけど
昔は自分でひたすら考えたり
学校の図書館で本を読むのが大好きだった。

自分なりに見つけ出した答え
周りの大人に伝えて、答え合わせする
そんな感じの少しオタクな子供時代だったけど(笑)

それが成長するにつれ、勉強や仕事に役立った。
"物事は表裏一体"という考え方が好きなのは
いろんな視点で考えるのが好きだというのも
理由の1つかもしれない

今では、子供たちに質問される側だけど
答えを一緒に考えたり、調べさせたり、
いろんな例を出して伝えたりしながら
私も楽しんでいます。

「子供はそんなこと知らなくていい」
「まだ小さいからわからないよ」


知的好奇心を消失させるから
"全てを理解できる、できない"に関係なく
「放っておかない」「考えさせる」
ことで自分なりに"納得する"ことが大切だと思う

以下は、ある日の私の頭の中メモですが(笑)
いつも、こんなことを考えたり調べては
いろいろメモや写真に記録しています

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

食べた野菜が辛かった→
原因を調べてみる→

水分不足、カリウム多い?

でも、すりおろしてないから
酸素結合はしてないはず
(辛味成分イソチオシアネートは
カリウムなどが多く含まれる)

肥料で太らせない野菜は
ギュッと詰まっていて
野性的な味がするから?



身体には良さそうやけど
辛いと食べにくい

でも人工的に太らせたくはない
(ここで一旦、牛や豚の飼育を想像)

→結論

次は水分増やせば少しは
マイルドになるかなぁ

からの、

トマトの葉や花の色が薄い→
チッソやリンの不足?

リンは土の中の鉄やアルミと結合すると
吸収しにくい(不足しやすい)→
カルシウムと結合させると吸収率UP
→灰をまく

『花咲かじいさん』

動植物の死骸や排泄物を微生物が
分解してチッソやリンを循環させる→

『櫻の樹の下には(梶井基次郎)』
を思い出して妙に納得。

リアルに想像して1人で怖くなる。
ここで一旦、大きく脱線(笑)
↑よくあるけど、おかげで雑学が増える


また戻ってきて
窒素とリンについて調べる

米ぬかが肥料に使われるのも
リンや窒素の補給が期待されるから

→断片的だった知識がいろいろ
繋がってここでちょっとスッキリ。

→次はカリウムについて考えてみる

土の中に立派な根が張ってるし
カリウム豊富な雑草がたくさん育つ。

→カリウムは足りてそう
(カリウムは鉱物や落ち葉に含まれる)

土が粘土質なのは鉱物?

→粘土鉱物はアルミが多い

→アルミはリンの吸収率を下げる
→トマトの実や花の色に影響

今、ここにまた戻ってきた。
私の頭の中、いつもこんなん。笑

素朴な疑問はそのままにせず
常に何か追求したり、学んだり。

何でも楽しめるし、飽きることなく
1つのテーマで延々と遊べる人です(笑)

ナスはプランターで育てるより畑の方が
皮が柔らかくなるのは、地熱が関係していて
膨らもうとする力で皮が薄く伸びる

という話を農家さんに教わり、
ベーグルを茹でて(表面糊化させて)
中から膨らむ力と反発させるという
原理を思い出しました。

料理も農業もそうだけど
自然は科学なんだなぁ(*´︶`*)

学生時代からバリバリの文系で
難しいことはわからないけど、身近なことを
科学的に考えるのは好きみたいです❤笑

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