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書きたいだけ書くnote日記 2022/03/11

防災について更新の時期、ラピュタのトースト、2011年3月11日のこと、私と東日本大震災のこと、など。

2022/03/11 あの日

 もう全然眠れない。たしかに色々理由らしい理由もあるけれど、理由が片付いても体は勝手に謎の臨戦態勢になっているから厄介。ご飯作る気もしないものの、昨日晩ごはんにカレーを作っていたからよかった。カレーといちご。いちごは昨日298円で買ってきた。やっと日常に買う気になる値段になった。

 3月から4月は東日本大震災と熊本地震との間の期間。防災について更新することにしていて、今は蓄えのミネラルウォーターの入れ替えをやっているところ。というのも重くてたくさん持てないので2リットルずつ入れ替えているので。

 それと連絡手段を増やすことにして、ワッツアップを入れた。ずっと海外の友人たちからなぜワッツアップを入れない?と言われてきたぐらい、LINEを主に使ってるのは日本人だけらしい。私は連絡手段というものにものすごく縛られて感じる(かといって相手にされたくないわけでもない、つまりめんどくさい)方なので、LINEも嫌だったし、そういうわけでこれまでワッツアップも入れてこなかった。
 これが災害への備えにつながるのか、と言われたら直結はしないと思う。大規模災害の場合は基地局がやられたらおしまいだし。紛争とかサイバー攻撃とか大規模ダウンとかそうではないもの由来のもので通じない事態が来るとしたら、連絡アプリはたくさんあったほうがいい、という発想から。LINEよりは安全性も高そうに見える。
 昨日、息子1と私は入れた。結構すんなりいけた。ということで、息子2にも勧めたのだけど、それをLINEのメッセージで送る微妙さよ。息子2は私とのトークルームを長文テキストの連続送信で凍結させてしまった前科があるので、連絡手段が増えてこれで少し、安心した。

 午前中にこないだ行った塔本シスコ展のことを記事にしてアップ。

  昼。ぐったりしていたら息子1がラピュタの目玉焼きパンを作ると言う。すぐ同調するも、あれは難しい。普通の、調節のついてないトースターだと絶対に焦げるし、だからといってアルミホイルを敷くと下が焼けない。ということで、1年ほど前に新調した調節できるトースターで初チャレンジ。最初に上火のみで卵が白くなるまで焼いたら下火も入れて焼いてみたのが、見出し画像のもの。めっちゃ良く出来てる。しかし黄身が柔らかすぎて少し流れて、あれはやはり、目玉焼きを乗せるのでは、という結論に至った。研究がまだまだ必要。

 地震発生の時間をテレビの前で過ごした。

 手を合わせて、LIVE中継の現地の様子をじっと見ていた。目をつぶって黙祷すると何も見えない。祈りつつも、今を見ることの方が大切だから。

 あの日も、テレビの前にいた。〆切の近い書き物が一段落、隣の部屋では2歳半の息子2が昼寝中。まだ起きてこない様子にほくほくしつつ、コーヒーを入れてきたらテレビが大騒ぎだった。地震。

 あの日見た、あの光景は忘れられない。私の祖父は昭和8年三陸地震に大槌で被災していて、津波に飲まれて生還した話を幾度も聞いていたから、津波がリアルタイムで陸地を飲み込んでいくさまを言葉もなく見続けていた。これが祖父の言っていた津波、本物の津波なのか、と。

 大槌に住む私の旧姓に連なる人たちは皆無事だった。Googleパーソンファインダーで連絡が取れないという人が無事でいるか確認していた時、探しているその人にとっては親しいらしい、私は全く知らない親戚からの安否を尋ねるメッセージがあって不思議な気持ちになったこと、明治の三陸地震の津波で全てを失った曽祖父の先導の下、高台に立てた家の足元まで津波が来ていたのをストリートビューで見たことを思い出す。

 そして、そこに連なる私が遠く九州で大震災に遭わなかったことを少々複雑な思いでいたところ、5年1ヶ月後、今度は私が平成28年熊本地震に遭ったことまで、ひとつながりの記憶になっている。

 どうにも調子が悪く、体調に振り回される1日。夕方からはうつらうつらしていた。

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