習慣の勝ちーーの話

こんばんは。

刃牙を読んでいましたが、

グラップラー刃牙と範馬刃牙を交互に読み進めていることに第8巻目でやっと気づきました。

展開が早いなあと感じていたのは、そもそも漫画自体が違うというオチでした。

これは面白い話が一つ作れそうです。




さて、今日は、習慣の勝ちーーという話をします。


まあ最近朝6時に目が覚めるので、軽くランニングをして、7時半くらいにストレッチをしているんですけど、

ストレッチをしている時に朝に相応しくないくらいの大声が聞こえてきました、


「いきたくないーーー。ママ大嫌い」


ママが大好きな私はこの言葉を言う奴はどんな顔してんねんやろ、と思いみてみたくなりました。


そこで、家のベランダへ出てみると、ちょうど、その親子の姿は見えました。


僕のマンションの目の前には道路が通っているのですが、目の前に一軒家があるので、道路が3メートルくらいしか見えません。


その3メートルの間に親子はちょうど止まっていました。


これは千載一遇のチャンスやと思って眺めてみることにしました。


その親子は、どうやら、幼稚園に向かっているようで、チャリのカゴに幼稚園のバック、荷台に、椅子をつけていて、そこに子供が乗っていました。

その子供は、3歳くらいで、とても小さく、仕切りに、「いきたくない、いきたくない、ママ大嫌い」と叫んでお母さんを困らせています。


そこでお母さんはなんとか幼稚園に行かせようとチャリを止めて、子供を説得しにかかりました。そのチャリを止めた場所がまさに、

「奇跡の3メートルエリア」です。


チャリを止め、説得しますが、全く、応じないどころか、いやいやの度合いは強まるばかりでした。「いきたくない、ママ大嫌い」

そんな時、この「奇跡の3メートルエリア」で上演されていた演劇は、おお山場を迎えます。


なんと、子供が説得するお母さんの首目掛けて、「どん!」

と、蹴りを入れました。


これはあかんなあと思いながら見ていると、お母さんもさすがに、うるさい上に、言うことを聞かない上に、蹴りまで入れられて、もうええと、覚悟が決まった様子でした。


子供をチャリの椅子から下ろし、カゴから幼稚園バックを投げ捨て、

お母さんはチャリに跨りました。


するとさっきまで、「ママ、嫌い」と叫んでいた子供はママにしがみつき、

「まま〜まま〜」と大泣きです。

それでも覚悟が決まっているママはもう引き下がれません。

子供を振り解き、

ママは勢いよくチャリを漕ぎ始めました。

子供は一生懸命チャリに捕まっています。



すると、漕ぎ始めたチャリが止まりました。





子供、意外と力強いんやなあなんて思って見ていると、

チャリを止めていたのは、子供でもなく、お母さんの愛情でもなく、




チャリの鍵でした。



お母さんはチャリを止めたらチャリ鍵を閉めるという習慣に打ち勝つことはできなかったのです。



ということで、勝者は、子供でも、お母さんでも、チャリでもなく、習慣の勝ち。です。



ほな。


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