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不動型ADHD、総合職の害

※個人の見解、偏見、妄想です。

ADHDといえば多動型、不注意型と大きく2つに分かれています。

私は不注意型に分類されます。もし、一日中寝ててくださいと言われたら、トイレ、ご飯以外はごろごろできます。不動です。不注意型は不動型と言った方がしっくりします。そして、多動型も不動型も頭の中は取っ散らかっていて不注意です。

 多動<ーーーーーーーーー>不動

多動と不動は体に指令が行くか行かないかの差であって、脳の中が混沌としていて、その瞬間気になるものにだけ目が行き、大切なことでも忘れてしまうのはどちらもたぶん同じです。2つ以上の物を記憶しておく能力が著しく低いです。

医学的な勉強をしたわけではないので、どうして多動と不注意で分類されているのかはわからないのですが、困りごとの強さで分けられているような気がします。

多動型は子供のころの多動行動で、授業に支障が出るために早期に判断されます。反対に不注意型(不動型)は頭の中が混雑していても、授業の妨害等目に見えることはないので、大人になって、就職した後に問題が表出してきます。先日記事になっていた方もこのタイプでしょう。

そもそも、発達障害は、実社会で困りごとが起こらないと、診断してもらう機会がありません。そして、不動・不注意型は仕事を始めてうまくいかないことが出てきて、上司からの叱責による2次障害で判明することが多いのではないでしょうか。

この、ADHDの問題が最近表出してきているのは、診断されるようになってきたのが最近ということもありますが、企業の体力がなくなってきて、ADHD、昔でいえば「無能」として扱われていた人を雇っていくことが難しくなってきて、すべての人間にある程度以上の仕事のクオリティを求めていることにあると思います。

また、企業が人事部を置き、総合職として、なんとなく全体的な能力が高そうな人間を求めることに大きな問題が潜んでいるように感じます。スペシャリストではなくてジェネラリストを求める日本企業の判断が、会社、被雇用者の双方に負担をかけています。隠れADHDの人は、ジェネラリストになるにはとてもハードルが高いですが、自分の専門性を生かせるところでは、ジェネラリスト以上の成果を残す可能性もあります。そして、ADHDという診断を受けることなく、仕事を続けられるかもしれません。採用は現場の人間が、現場に必要な能力を持った人を判断して採用し、漠然とした判断基準で採用することをやめることで、会社も従業員も不幸になることを減らせるのではないでしょうか。

サポートがわりに地域のおいしいものを食べて、それを教えて下さい。近くに行ったら私も食べます! ちなみに私の好きなものは岩手県の田村の梅と長崎県の角煮まんじゅうです。 コロナのせいで各地のおいしいものが消滅してしまうかもと心配しています。みんなで守ろう、おいしいもの!