新卒2年目デザイナーが、1ヶ月で転職活動を成功させた話
こんにちは〜、UX/UIデザイナーのhiyoです。
10月15日から株式会社マネーフォワードでお仕事をはじめ、もう少しで2ヶ月が経とうとしています。
この記事では、「1ヶ月の転職活動で何をしたのか」と「入社して約2ヶ月何をしてきたのか」の2点をまとめてみようと思います。
転職活動をどうやってやろうか悩んでる方やマネーフォワードに少しでも興味のある方など、少しでも誰かの参考になれば嬉しいです!
薄く自己紹介
私は21卒のUX/UIデザイナーです。今年の10月に社会人1年半で転職しました。
去年の3月まで音大に通っていて、前職はリーガルテックのスタートアップの会社にいました。デザイナーになった経緯や前職の話は以下の記事にまとめていますので、興味ある方はご覧ください!
転職活動の動機
動機は以下の2点です
自分の市場価値を知りたかったから
前職の上司からは「社内で認められることは大事だけれど、常に自分の市場価値は把握しておいた方がいい」ということを言われていました。自分の中で、腑に落ちる部分があったのでこの意識は高かったと思います。
定期的に社外のデザイナーさんと話して「自分になにが足りないのか・社会はどんな人材を求めているのか」を探す行動はしていたのですが、社会人になって1年半が経ちさらに、市場価値を顕在化させようと思い転職活動を始めました。デザイナーとしてもう一歩成長機会を得たかったから
前職がスタートアップの一人デザイナーで、デザインのフィードバックを専門的に学んでいた人から受けることはできませんでした。それでも本を読んだりアウトプットとインプットと繰り返したりガムシャラにやってきたのですが、「良いものを良いと判断できる力」をより精度高く身につけるためには、環境を変える必要があるのではないかと思っていました。
また、スタートアップということで評価体制などは整っていませんでした。当時は、上司の期待を超えるべく頑張っていたつもりなのですが「どのスキルをどのくらい伸ばせば何ができるようになるのか」という成長課題は上司との対話でしか測ることができませんでした。自分のやりたいことやできることだけでなく、求められることを捉えてゴールに進む方が合っていそうだと感じ始めました。
転職活動でしたこと
選考に進む前の準備として、主には以下の2つのことをしました。
ポートフォリオの整備
YOUTRUST、Wantedlyのプロフィール情報の拡充
最初からこの2つをやろうと決めていたというよりかは、結果的にはこれだけだったという表現の方が近いです。訳あって1ヶ月で転職活動を完了しなければならなかったのですが、スピード感を持って期間内にできたのがこれというのもあると思います。
ではそれぞれを少し詳しくお話してみます。
ポートフォリオの整備
今回はNotionで作成しました。
構成は「カンプを貼る・何をしたのか・なぜしたのか・どうやってしたのか・その効果は何だったのか」を一つのまとまりにし、プロジェクトごとに書いていきました。
ポートフォリオを作成する上で一番念頭に置いたのは、これを見た人に「相手や課題・目的に沿ってちゃんとデザインできそう」という印象を持ってもらえることです。
掲載できるものが多いわけではなく、アウトプットもまだまだ伸び代があることを自覚しつつもそこがマイナス点にならないよう、自分の強みやポテンシャルが発揮できるように意識しました。特にプロジェクトごとにアウトプットのカラーが様々だったので、その点が直感的に伝わるようカンプは丁寧に作成しました。
履歴書や職務経歴書など、転職に必要な書類も同時期に作りました。
YOUTRUST、Wantedlyのプロフィール情報の拡充
ポートフォリオ作りと同時並行して、YOUTRUSTとWantedlyにもプロフィール情報を追記していきました。その最中でちらほら連絡いただくようになり、カジュアル面談や選考に進みました。
私の場合、会社を決める軸が "誰と一緒に働くか" を最重要視していたので、カジュアル面談などラフな場でお話してから選考に進めるのは、とても合っていたなと感じます。
転職活動してみた感想
結論から言うと、めちゃ楽しかったです。自分の価値がこんなに客観的に、かつ報酬という数字にも現れる機会は初めてだったので、面白かったし、してよかったなと思いました。
あと選考内容やスピード感が会社によってまちまちで、風土を選考過程で感じることができました。
また、転職活動をしていて感じた転職ニーズですが「シニアデザイナーの募集が多い」と「越境できる人材が求められている」というのをかなり感じました。
転職活動期間 :
1ヶ月弱
選考結果 :
面談 9社
選考 5社
辞退 1社
お祈り 1社
内定 3社
これはおまけ話ですが、マネーフォワードからは転職活動を終えようとしているタイミングで連絡をいただき、事情を説明したところ爆速で選考を進めていただきました。カジュアル面談からオファー面談までなんと5営業日、、!!このスピード感で対応していただいた担当の方々には、感謝してもしきれません。
マネーフォワードに決めた理由
入社しようと決断した理由は以下の通りです。
SNSを拝見する中で一緒にお仕事してみたいと思う人が沢山いた
イベントに登壇されていたり、noteやSNSでの発信力が強く働くイメージがついた
デザイナー組織が大きくて色んなことに挑戦できそうだと感じた
評価体制や教育体制が整っている環境なので、具体的にゴールを定めスキルアップができそうだと思った
オファーレターの内容が嬉しすぎて、自宅のPCの目の前に貼ってあるのはここだけの秘密です。
入社して2ヶ月でやったこと
入社してからはクラウド連結会計というtoBのリリース目前のプロダクトを担当しています。
最初の1、2週間はオンボーディングの嵐でした。数がとても多くインプットは大変だったのですが、個々に対する「なぜ」という根幹の部分から説明したくださり納得感がとてもありました。
興味のある方は下記の山崎さんのnoteをぜひ読んでみてください。
社内全体のオンボーディングが終わってからは、これまで連結会計チームが作ってきた検討資料やドメイン知識のインプットをしたり、あらかじめ要求や要件をまとめていただいたうえで簡単なUIを作ったりしています。
私のこれまでの人生で全く触れてこなかった領域で、「知識のインプットが難しいな」と思っているのが現状です。しかし、PdMとの距離が近くて聞きやすかったりSlackで簿記を取ろうチャンネルがあったりわいわい楽しく学んでいます。
それと、上司の方が "いつまでにどんなことができてたら良い" というチェックシートを用意してくださっていたので、シートを見ながら目標とされている状態 (上回りたい) になれるように日々動いています。
働いてみて感じたこと
入社して一番の良いギャップだったんですけど、チームの方が全員「よりよく働く」や「よりよいプロダクトにしよう」という気持ちをもっていて、ちゃんと行動に反映されているのが凄いなと思います。「凄いな」と思うと共に、私自身は今まで当たり前を受け入れて、改善しようとしていなかったのかもしれないと気づきました。
加え、前職では一人デザイナーとして孤独にやってきたのですが、プロダクトの領域が近いデザイナーさんとの距離が近く、交流の機会があるのもすごくありがたいなと思います。社内の勉強会もすごい多くて感動しています。
今はまだプロダクトを一生懸命追いかけている段階ですが、使っていただいたユーザーさんや、その先の社会が前進するプロダクトをチームの方と共創していきたいです。
そしてゆくゆくは連結会計をリードできるデザイナーになりたいとふつふつと思っています。デザイン然り、チーム作り然り色んなことを仕掛けていきたいです。そしてマネーフォワードってデザイナーさんが70名くらいいて、だからこそできることが沢山あると思うので、色んなポジションに挑戦して吸収しつくしたいなと思います!
まとめ
転職を考える方やマネーフォワードを知りたい方の参考になったでしょうか?
どちらも薄く抽象的に書いてしまったので、不明点だったりもっと具体的なお話とか興味ある方いらっしゃればTwitterのDMなどでご連絡いただけると嬉しいです!
そしてマネーフォワードではプロダクトデザイナー募集中です。
カジュアル面談など行っておりますので、一度話が聞いてみたいという方もお気軽にお声掛けください。
次回
明日のアドベントカレンダー5日目は、はらゆみさんです!お楽しみに〜!
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