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フランスが舞台の映画

フランスは、世界でも最も魅力的な観光地として観光客を惹きつけています。パリが一番有名ですが、パリ以外の都市もパリとは異なった魅力があります。

フランスが惹きつけているのは、観光客だけでなく映画監督も一杯の魅力で惹きつけています。今回は、フランスが舞台になっている、映画を紹介していきます!

1,《アメリ(原題:Le fabuleux destin d’Amélie Poulain)》

舞台:パリ

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アメリは、パリの18区のモンマルトルが舞台になっています。

2001年に映画が公開されてから、世界の40ヵ国以上で上映されています。フランス人監督のジャン=ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)は、豊かで幻想的な世界を創造し、登場人物の感情を観客の心に響かせることを得意としています。 本作は、ウェイトレスのアメリが思いがけない発見で人生を一変させてしまうストーリーです。

オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)は、アメリの役を演じたことで輝きを放ち彼女の女優としてのキャリアが開花しました。

この映画の上映後には、モンマルトルにたくさんの観光客が訪れることになりました。カメラ越しのパリも綺麗ですが、現実のパリにも綺麗な部分はあります。日常生活に溢れたサン・マルタン運河、サクレ・クルー大聖堂、風車のあるムーラン・ルージュなどを発見することが出来ます。映画でみるそれぞれのイメージは、フランス風のロマンチックなポストカードのように見えます。

2,《タクシー(原題:Taxi)》

撮影地:マルセイユ

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タクシーシリーズは、1998年に第1作目が公開され現在では5作目までが上映されています。タクシー1は、フランスの当時の興行記録を更新し、7つのセザール賞を受賞しました。 走り屋のタクシードライバーと神経質な警察官の爆走コンビが繰り広げるコメディ映画となっています。多数のアクションやレースシーン、次々とおこる新しい展開、ブラックユーモアを織り交ぜた本作はフランスのコメディ映画の古典的な存在となっています。

タクシーシリーズは、全てマルセイユで撮影されており、第1作目の最後の部分はマルセイユのCMの様にさえなっています。タクシーの監督であるリュック・ベッソン(Luc Besson)は、マルセイユがお気に入りの街で、マルセイユを舞台にいくつもの映画を撮っています。マルセイユは、フランスの南部最大の都市であり、豊かな自然と歴史あるコート・ダジュールの起点となっています。

4,《マジック・イン・ムーンライト (仏題:Magie au clair de lune)》

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2014年にアメリカで公開された、「マジック・イン・ムーンライト」は、「ミッドナイト・イン・パリ」に続く、ウディ・アレン(Woody Allen)監督のフランスを舞台にした2作目となっています。

1920年代を舞台としたロマンティック・コメディとなっています。この映画は、超能力を持つと主張する母親と娘の物語です。彼女らは、自分の超能力が偽物であると証明しようとする合理主義者のイギリス人を相手に逆境に向かっていきますが...

ウディ・アレンは最も文学的で芸術的な監督として知られていますが、彼がニースを選んだのは偶然ではありません。ニースはフランス南東部、プロバンス=アルプ=コート・ダジュール地方に位置しており、フランスでもパリについで2番目に人気の観光地となっています。澄んだ青い海、のどかなビーチ、地中海料理などバカンスを過ごす場所としては最高の環境です。自然環境だけでなく、本作にも登場する「ニース天文台」、「オペラハウス」なども人気の観光スポットとなっています。

世界中の映画監督たちがフランスを愛し、パリのような大都会からコルマールの田舎町までフランスには魅力が一杯です!

もし今回紹介した映画を見たことがある場合は、一度、ロケ地を訪れてみませんか?

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