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若いうちに身につけておきたい、他人との差別化のマインド

こんにちは。アラサーになって、20代前半のことを思い出すと、あの時にこのマインドがあったから今こうしていると感じますし、社会人としてそれなりに色々な場面に遭遇した時に役に立っているとも感じます。
すぐにお金を稼ぐことはできませんが、信頼と共に徐々に増えていく、そんな考え方を書いていきたいと思います。

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■若い時なんて、みんな期待されない

私は学生の頃に社会人と触れ合うことが多いサークルのようなところに所属していました。今思い返すととても恥ずかしいのですが、周りの大学生よりも社会のことを知っていると思っていましたし、誰よりも大人であるように感じていました。

しかし、実際に社会人になって社会の海に放り出されると、自分が思っていた以上に複雑で大変で、仕事の難しさに挫けそうになりました。実際にそのギャップでかなり悩んだこともあります。大学の同級生や繋がりのある学生も皆同じように悩んでいましたし、その中でもなんとか仕事をしているような状況です。
そのような状況で私は、いくら自分が学生の中で社会に近い位置にいても、いざ社会に出ると全く足元にも及ばないし、期待されている若い人などほとんどいないことに気がつきました。

学生の頃にいくら課外活動をしようが、社会に出るとみんな対して変わらないし、期待もされず、ある意味ドライな世界がそこにあったのです。

■飲み会で本領発揮

しかし、そんな社会の中で、私が学生の頃に社会人の人と触れていてよかったと思えることが一つありました。それは飲み会での立ち振る舞いを知っていたことです。
もしかしたら、運動部などの上下関係が厳しい部活などに所属していた人なら同様のことを感じているかもしれません。例えば、誰を上座に座らせるか、注文ボタンはどこにあるか、焼酎はどうやって割るか、常にグラスの空き具合は把握できているか、場を盛り上げられる仕切りができるか、そういった令和の時代ではすでに古臭いと思われるような数々の習慣です。

私が20代前半の頃はまだ平成でしたが、そういった風習はなくなりつつある中でしたので多くの人はやらず、先ほどの立ち振る舞いができるだけでも会社内で非常に可愛がられるようになりました。同年代は皆同じように期待されないし、仕事のアウトプットもどんぐりの背比べなので、その中でいち早く会社に溶け込むための一つの方法が飲み会だったのです。

もちろん、そういった飲み会などの仕事とは直接的に関係のない場で評価するのは良くない、という考え方もわかります。しかし、全員が同じように仕事ができなければ、少しでも自分のできることに挑戦して、評価される必要があると考えています。仕事で評価される人は、仕事ができる人です。
仕事ができない人は仕事外でアピールするしかありません。少しでもチャンスが回ってくるように努力をすることが、仕事ができない新人がすることなのです。

■みんながやらなないことを、あえてやる

先ほどの飲み会での立ち振る舞いは例ですが、他にも誰よりも早く出社する、休日に勉強をする、上司からの飲みの誘いを断らない、根回しを意識して進める、そういった現代ではあまりやっている人が少ない風習をあえてやるようにしていました。みんなが嫌がってやらないようになればなるほど、私の価値が上がると考えたからです。

正直、社内ではちょっと評価が上がる程度でしたが、周りの人に比べて取引先に連れて行ってもらえる回数は多分ダントツで多かったと思います。普段から社内でそのような動きができていれば、取引先に合わせても同じように動いてくれるだろう、という信頼があったからでしょう。

このように、周りの人が嫌がってやらないことをあえてすることで、チャンスが増えて経験を積むことができ、信頼を得られて、実績を残すことができたと感じています。まあ、私が天邪鬼で人がやっていないことをやる、という性格なので結果的にそうなっただけではありますが。

また、私は人から勧められた本を読んで感想を伝えることも地味ながら非常に効果が高かったと実感しています。まず本を読むというハードル自体がかなり高いですし、本も買うか借りるかして調達しなければなりません。手間もお金も時間もかかりますが、だからこそ効果があるのだと思います。

■最後に

よく、チャンスはチャンスの顔をしてこない、だからなんでも挑戦してみることが大切と言われます。私はさらに挑戦してみることで試行錯誤をすることも大切だと感じています。

野球で例えると自分は打者で、ストライクゾーンに入ってくる球はチャンス、バットを振る回数が試行錯誤になります。ストライクゾーンに入ってきた球でもバットを振らなければ当たりません。チャンスも当たりどころが悪ければゴロになってアウトのこともあるでしょう。

感覚を掴んできたら狙ってヒットを打つことも、ホームランを打つこともできます。もしくは、自分は犠牲フライで走者を帰還させるようなチームプレーが必要な場面もあるかもしれません。

今だからこそ、やっとこれらのことに気がつきましたし、人に伝えても実際にやる人はほとんどいないでしょう。しかし、試しにちょっとやってみようと思って行動できる人こそが、他人と差別化できて社会で活躍できるような人材になるのだと私は思います。

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