手術入院生活②

前回から続きの子宮内膜症の手術入院について

今回は、4日目(手術当日)のことを書いていきます。

※あくまで、私の主観でのお話になります、ご了承ください。

４日目(手術当日)

前日の３日目の夜、ゆっくり眠れるように眠剤を飲んで寝たので朝はすっきり眠れました。ようやく慣れてくる入院生活。

当日の様子

２日目から今日までほとんど食べれないため、空腹で気持ちが悪い。

手術は１２時にオペ室に歩いて出発するため、朝手術着と着圧ソックスに(血栓予防)着替えそれまでゆっくり…できるのかと思っていたら、朝８時に浣腸をします。

初めての浣腸、もう二度としたくないというくらいの苦行でした。

薬剤(？)をいれてから３～５分ぐらいはトイレに行かないでください　とのことでしたが、実際未体験だったので「はい、わかりました」と答えたのだが、いれた直後から無理…お腹がとても熱くなり激痛でもだえる…１０分以上もあんなにお腹が燃えるように痛かったことない冷や汗がすごい…

ベットで丸まりながら腹痛に苦しみながら過ごしていたら、家族が来る。(手術の日は家族にきてもらってお見送りをしてもらう)

朝から採血と術後お水やご飯が食べれないので栄養剤の点滴が始まりました。

時間になり、前後の患者さんが終わり次第にご案内ということで少し遅れて１２時半頃に主治医と看護師さんが来て声をかけられ、出発。

病棟のギリギリのところで、家族と別れて先生達とオペ室に。

正直オペ開始１０分前ぐらいでも全く緊張してなかったのですが、リラックスするようにオペ室まで笑えるような話を沢山してくれてうれしかった！こういう所、医療関係で働いてる方達を尊敬した

手術直前

オペ室に入り、オペ室担当の看護師さんに生年月日、名前、手術部位を聞かれ、前髪をしまって帽子をかぶり病棟の看護師さんに「またお迎えにいきますね」と別れて自分の手術台のある部屋に通される

初めての手術だったので無知すぎて手術室って台数あっても２．３台かとおもったら部屋が20部屋位あった（今思えば当たり前すぎる）
いくつかの部屋に表示される「手術中」の赤いランプに圧倒された…さすが、大学病院、でかい、この辺位から少し怖くなってくる。(笑)そして、聞いてはいたがとても寒い。

部屋に通されて、寒さに少し震えながら台に寝そべったらすぐにオペ室のスタッフ数人が両サイドに寄り準備を始める。とても業務的でスピーディーに行っていくので少しパニックになり、部屋の寒さといまさら襲ってきた恐怖で手も震えだすので看護師さんに「手を握ってもらってもいいですか？」のお願い(笑)手袋ごしでも伝わる人の手は温かくて安心するな

麻酔は全身麻酔と硬膜外麻酔を使用するとのことで説明を受けたのだが、硬膜外麻酔は背中から脊髄にチューブを入れて麻酔薬を投与するのだが、これは起きている状態で背中を突き出すようにお腹を抱えて丸まって注射でいれるとのこと。一応、痛み止めの注射をしてから太い注射で麻酔薬を投入するとのことだが、太い針なので痛み止めがあまり効かずに電気が走ったような強い痛みを感じやすいと友人より聞いてたのでぎりぎりになって怖くなり、

「痛いですか、え、怖い　痛いですか？」と少し暴れていたら(こちら27歳です)

「医師が推奨する麻酔はありますが、患者様が麻酔の種類を選ぶこともできます。眠った後に、おなかにブロック注射で麻酔薬を入れて腹部の痛みを取り除くものもあるので、そちらでしたら痛みを感じずに手術を始めることができます。ただ、少し術後に副作用をして倦怠感や吐き気などを催しやすいです。」

と、言われましたがピアスも明けたことがないくらい痛いことがめっぽう苦手なので(しかし、Tattoは2つ入っている矛盾)そちらにしてもらい、酸素マスクを口に当てられ

「酸素が出ているので深く深呼吸してください」

すーっと息を吸うが酸素と聞いていたのに、臭くて驚いているうちにどんどん瞼が重くなっていき瞼を閉じたら頑張っても開かなくなり「あれ、目が明かなぃ……」

術後

次に目を開けたときには元の病室のベットに戻って寝ていました。

気が付いたら、足には血栓予防の電動のマッサージ機や、心電図などがつけられていました。

体感、瞬き。夢も見ずに、目を閉じて、開けたら終わってた感覚、ヤバい

それと同時に、喉が痛い。全身麻酔は無呼吸状態になるので肺に酸素を入れるために喉に器具を入れていたので、めちゃくちゃ喉が痛い。喉もカラカラで体が重く、起きてるのか寝てるのかわからない状態でした。

でも、これはおもしろいと思い、術後すぐに寝ている状態で家族に写真を撮ってもらいました。♡手術記念日♡　

寝ぼけている時でも、顔のラインでギャルピースしてて、無意識にギャルにコンプレックスあったことが判明してて後日ウケました。麻酔かかっている時の私はギャルい。看護師さん苦笑いしてた。もしかして、引いてたの？（笑）

しかし、術後喉が痛くても水は飲めずにうがいしかできず、寝返りも打てずに腰が砕けそうになるなどして苦しかった。

しかし、ここからがもっと人生で一番つらい時間が待ってるとは知らず…。。

続は、術後の生活について綴ります。

(なかなか終わらない入院生活レポ)