手術入院生活③

前回では、手術が無事に終わったところまで。

今回から術後について記述していきます。

二度と手術なんてしたくない。

直後の話

前回も軽く記述しましたが、麻酔から覚めたら病室のベットでした。

知らぬ間に気絶して起きたらもう終了していた。夢とか見るのかな?と思ったが、瞬きレベルなので何も覚えていない。ちょっと楽しみにしていたので残念。実際の時間は2時間半~3時間程。

目が覚め、記憶にあるのは
①目がとてつもなく重い、意識が戻り話しかけられたら起きていられるけれど、勝手に目が閉じてしまうほど重い。気づいたらまた意識がなくなっていて、消灯時間に看護婦さんの巡回で声をかけられて起きる。5時間寝てた。
②術後患部の痛みがもちろんあるので、痛み止めを使用していくのですが、意識が戻った時は腹部の麻酔がまだ切れておらず、痛いというよりもズンと重く違和感があるイメージ。
③喉が痛く、とても乾いている。痛いのは全身麻酔で眠っている時に呼吸の代わりに酸素を送るために喉に器具が入っていたため。その日は水が飲めず、うがいのみ。もちろん立てないので、ペットボトルにストローを入れ飲ませてもらい、ボールに吐き出す。吐き出しが難しすぎて、顔の横すぐにタオルがないと枕がびしょびしょになって辛い(苦笑) どうしても喉が痛くて乾いて辛いのでうがいをする時に内緒でちょっと飲んだ(ダメです) 咳もできないので、傷の痛みよりもキツい。夜中、喉が痛くて目が覚める
④下に若干の痛みと違和感がある。トイレに行けないので、尿管カテーテルが眠っているうちに既に入れられていました。体感としてトイレに行きたい感覚に近いため、最初はどうしようと思ったが勝手に流れ出ていてびっくりした。足を動かすと痛い。

痛み止め

痛み止めは点滴と座薬とロキソニンを好きなものを選べました。

術後すぐ

抗生物質の点滴と、細い手で握れるぐらいのスイッチ(ボタン)を渡され、痛みがあれば自分で親指でボタンを押して好きな時に点滴から痛み止めを入れていくスタイル(笑)でした。1回押すと効くまで30分ほど時間がかかり、30分は効果が持続するらしく、過剰に入れすぎないように1回押したら15分ブロックがかかって押せない。私は痛みにはめっぽう弱いので、心配性で眠りから目覚めるたびに常に押してた。常に入れてたから激痛を感じることはなかったかな。当日から翌日の朝の巡回くらいまでで、切れてしまいました。

点滴

自分で入れるボタンタイプの痛み止めが終わったら、違う点滴。尿管カテーテルが抜けたら座薬、水が飲めるようになったらロキソニンでの中で選べる。

基本的に、1回6時間持続して1日4回しか使えないので夜に切れずに眠れるように計算しながら看護師さんに痛み止めを頼んでいきました。心配性なので、夜中にお腹のチクチクとした違和感で起きたときは怖くなり、ナースコールでお願いしましたが、まだ6時間たってないから無理だと何度も断られ「ayumiさんの使用している痛み止めは実は少し強いものを使っています、痛みに弱いと思ったから」と看護師さんに言われるなどする(笑)

2日目の朝採血をしたのですが、全然痛くなかった…!

座薬 ロキソニン

座薬は手術の前の病気による痛みを抑える時に効きも早く大活躍して信頼を置いていたのですが、ロキソニンは心もとないイメージがありました。点滴での薬が終了した後は座薬、術後2日目は随分と落ち着いてきたのでロキソニンを使用していました。座薬を使うとかなり痛みも落ち着くので夜はよく眠れました。


入院するうえで、麻酔や痛み止めなど色々な選択ができるのがとても嬉しかったです。ただ、次の記事で術後の生活について記述していきますが、麻酔明けの辛さは異常でした。





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