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イクメンがテッペン取ったる

はい、という事でノンジャンルnote第2弾というか、これについては別途シリーズ化するかもなぁという題材です。

素性をバラすつもりは無いので最低限ですが、この度令和三年度の役員の長に就任しました。

え?何の長か?というツッコミもあろうと思いますが、その辺は題名や本文から察していただければと🥺

前から役員には強い興味があり、実際立候補に近い形で参加したのですが、実は家庭内では強く反対されました。

・行事等で家族と触れ合う時間が減る
・作業負担がそのまま家庭負担になる
・"付き合い"等、面倒な事が多そう

概ねこんな主張を受けました。一方で「一度引き受ければ来年以降断っても気まずくない」という打算的かつ肯定的な意見も頂戴しました。

私は上記にメリットあるいはデメリットを感じてなかったのですが、主な理由として、

・家族揃って社交的では無いため、私自ら殻を破りたい
・園の仕組みを知り、より効果的に子供へ奉仕したい
・子育てにまつわる実用的なTipsを得たい

など、前向きなものを列挙して説得しました。
結果として家族に迷惑をかけない形であれば好きにしなさいという許可も得て、無事役員に。

また家族には打ち明けてないもう一つの裏テーマがあり、これが本ブログそして私個人の大きなテーマなのですが、

「イクメンて今だに好奇の目で見られませんか?」

という点です。
その正体を確かめ、差別の出処を理解する事は、ジェンダーを考え、家族や対人スキルの向上に必ず繋がる。

そう考えて、役員になりたかったのです。

かつて園の選定の際に、私も率先して動いて、時には園に一人で見学に行ったこともありますが、その都度感じていたのが上記でした。

「他にいらっしゃるのお母様だと思いますけど笑」
「お父様が(率先して動かれるのは)珍しいですね」

これ系の差別は幾多経験し、また言葉に出さずとも態度や距離感でその"好奇の目"は日々実感しています。

現に役員はじめての集いでも、集まった前任者、立候補した現職役員は「私以外全員が女性」のようでした。

私としては慣れっ子ですし、特に気留めなかったのですが、案の定懇親会で「○○さんのお宅はお父様が"ご対応"されるんですね」

と言った差別的発言を受けてます。

正直、世間の実情を考えた時に珍しいことは事実ですし、数多の社会的出来事が、男性による女性軽視を指摘してますので、逆の立場を経験していると考えると怒りも湧いてこず、むしろなんて貴重な体験なんだと感じるようにしているのでノーダメに近いです。少なくとも普段は。

それでもこの時ばかりは、ああ、この考えの方と一年間子供への奉仕施策を考えて予算編成するのか。という点を踏まえると悲しさが込み上げてきました。発言は想像の範疇であり、会話の取っ掛り的な意味も込められ、みるからに相手に悪意がないことも、怒りの矛先が無い意味で悲しさを助長させました。さすがに泣きはしませんでしたが。

また、持ち回りの自己紹介でも、簡単そうだから書記を選ぶとか、「一度引き受ければもう受けなくて良さそう😜」など、どこかで聞いたことのあるセリフまで、ネガティブな意見が目立ちました。前向きな意見をお持ちの方も、立候補したとはいえ、役員の中で面倒な役割は負いたくないようです。

その様子を見た私は、即座に決心しました。

「私がこの組織の長になってやる」と。

決めたからにはもう早かったです。

仕事でも会議のファシリテーターをする事が多いので、以降の係決めから次回の打ち合わせの段取りなど、全て円滑に整えてその場は解散としました。

その場に居た方に私がどう写ったかはわかりません。普段の仕事ならそんなことも考えるでしょう。

それでも役員になった私の動機は、何より「子供たちのため」に尽きるので、ほかのメンバーの心象は、社会的な許される範疇であれば全く気になりません。

私の一年後の目標は、子供と接する引き出しを増やす事、そのために役員の長を通じて様々な知識を蓄える事。

つまり表面上の行動量の上では、イクメンが組織のテッペンを取り、これらを実現したい。

そう考えています。

そのためには組織も強く、高可用性を持たせて動けるようにしなければなりません。

私は前役員から引き受けた、役所レベルの重厚な印刷物と、申し訳程度のIT要素であるUSBメモリを握り絞め決意しました。

「まずは全資料のクラウド化からはじめてやる!」と。

次回はこの辺のお話から続きが書ければな、と思っております。私がイクメンのテッペンを目指す道中劇に、是非ご注目ください🧐

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