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「第二話:足跡を辿ってみる」

みなさん、こんにちは。
過去の捉え方って人それぞれだと思いますが
懐古ってしたりしますか?
私が思う過去との付き合い方について。
よかったらお付き合いください❤︎

*三子の魂100まで

この諺、私はあんまり好きじゃない。
生を受けてからたったの3年で得たことが一生続くとは
正直思えないからです。
もちろん皆無ではないとは思います。
3歳頃までに愛情をたくさん注がれて育った人と
何かしらの理由でそうでは無かった人とでは
それなりに違いが現れて当然かと。
でも、こんなこと言ったら捻くれ者丸出しだけれど
3歳までは幸せだったとしても、物心ついた時期に自分が幸せだと
思えない状況だったとしたら、どうでしょう?
その逆も然りで。

*物心ついてからが始まり

人情・世の中の物事が理解できるようになることを
「物心がつく」というみたいですが
人格形成も同じくその頃からなのではないかなーと思ったりします。
人間は一人では生きていけないことを知ったり
避けて通れぬ厄介ごとを経験したり
好きとか嫌いとかいう感情が勝手に生まれたり...
幼稚園くらいから、ある種の社会の中で生活をして
その「物心」ってものが育まれるのかもしれませんね
我が子の成長を見ていても、時期は重なるような気がします。

*自分が今ここにいるということ

人生ってあみだくじみたい。そんな風に思った事ないですか?
あの時違うスタート(道)を選んでいたら、行き着く場所も出会う人もちがう。
だから、今わたしがこうしてここに存在しているってことは
そういう運命で、もう逃れられない。
だから、変にねじ曲げたり逆らったりすることはスムーズではないのではないか
と言っても、180度人生が変わるような選択をしたこともないけれど。
実はわりと優等生でやってきたので、現在の着地点は納得がいっているんです。

*過去は振り返ってみるといい

振り返らない派の方が結構いると思うけれど、私は振り返りたい。
最近は特にそう。
ここ一年くらいは「今」を生きるんだ!って張り切っていました。
「今」の積み重ねが「未来」を作っていくものだっていう思考でいたから。
だからとてもスピード感があって、前のめりで、パワフルな自分だった。
それはそれで面白かったし、非常に良い経験になったのです。
しかし、ある出来事がきっかけで立ち止まる瞬間が訪れました。
ありがちな表現ですが ”目が覚めた” んです。
結論、スピード出し過ぎで周りが全然見えなくなっていた。
そうして止まって後ろを振り返ったら、忘れていたワクワクが見えたんです。

*『好き』を集めてみたらもう十分だった

そんなこんなで、今まで私が辿ってきた足跡やら物事を振り返ったら
たくさんの『好き』が溢れて、新しく何かを手にする必要なんて無い事に
気づいたんです。もういっぱい持ってた。
だから、それらをもう一度抱きしめて楽しんでみたいって思うようになった。
その『好き』はモノだけではなくてヒトもそうであって
私が心地よくお付き合いできていた関係ってどんなだっけ?という事も
思い出させてくれたんです。

*過去との向き合い方

とは言え、過去ばかり見ていたら新しいチャレンジや出会いも
少なくなってしまいそうですね。
やはり、今の自分にプラスしてあげるようなエッセンスとして
過去の記憶や体験を呼び起こすという作業が面白そうな気がします。
そうやって過去と今をミックスして良い具合に未来へ繋ぐっていうのが
理想形なのかも知れません。
たまには日記やアルバムを見返したりして、あの時の自分はどんなだった?
何を考えていた?どんな未来を想像していたかな?なんて事を思いながら
じっくり過去と向き合うのも、今のおうち時間にちょうど良さそう。

最後まで読んでくれてありがとう。
いつでもここで「おかえり」って待っています。


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