アメリカ公立の学校のよさ

我が家の子どもたちはアメリカの公立の学校に通っています。
我が家が今の家を選んだ理由の一番大きな理由が学校の質でした。
現地校はすごくいいところもあれば、びっくりするほどのところもあります。治安や通ってる子供たちの家庭環境などの影響もあります。
どんなサービスが受けられるかも大きな決め手です。

例えば、隣の市の小学校では教室に2台ずつパソコンがあるらしいです。
うちの市ではキンダー、小1、小2までは一人1台iPadが支給。
小3から高校卒業まではクロムブックが支給されます。コロナでオンライン授業になった時も子供たちは難なく移行出来ました。
アプリを使って、自分のレベルにあった勉強が出来るのもメリット。
これがすごく大事。基礎がない子は、基礎問題をたくさん出来るし、基礎が見についている子は学年関係なくどんどん習っていけます。ゲーム感覚でいつの間にか知ってたってことも多いみたい。

日本とアメリカの教育の一番の違いは、ディスカッションがあるかないかだと思う。基礎知識、基礎計算力に関しては日本の方が上だと思う。でも、自分の意見を話す。これは日本ではなかなか身につかない。
STEM教育も同じかな。問題が与えられ、答えがあるのではなく、自分たちで考える。どうしたらよりよいものが出来るのかを話し合って改良していくというもの。少なくとも私が受けた教育ではそういうことはしなかった。

授業も、スモールグループと言って、少人数で同じレベルぐらいの子たちが一緒に勉強する。日本のように20人、30人が同じことをするってある意味すごいことなんじゃないかなぁと思う。

格差は広がるかもしれない。アメリカで育った日本人の子が出来る子はどんどん出来るし、出来ない子はどんどん落ちこぼれる。
確かにそういう側面はあると思う。
これも自分の子にあっているかどうかっていう問題。アメリカはホームスクールしている子たちも多いし、不登校になったからと言って絶対に学校に行かないといけないということはない。学びたかったら自分で家で勉強出来るし、チョイスが多い気がする。
個人主義といえばそうなってしまうけど、みんなが同じレベルでということは出来ないので仕方ないのかもしれないなぁと思う。



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