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時間の流れが違うことには

サングラスを買った。
命名、「人混みバリアー」

緑豊かな町から、新婚生活とともに
都会の街にやってきた私は、
時間の流れる感覚の違いに未だ慣れない。

「よく外に散歩に行けるね」
お付き合いの関係性の頃、
わかちゃんによく言われていた。

ドアを開けると目の前は、
畑で風がよく通り、空も広い。

散歩がちょうど良い気分転換だった。

今住む街も、
公園が近くにあり、
図書館が徒歩圏内だ。

それでも感じることがある、
「時間の流れが違う…」

何がこんなに違わせるのだろう。


考えてみる。

人口密度。
歩いて5分もすると、
観光地なみに人がわんさかいる。
若者の街だ。

実家の周りは、
40代からご年配か、
小学生を目にすることが多かった。
今住む街ほど、若者や同じ年齢層に
出会うことはまずない。


あとは、車だろうか。

車の交通量が違うから、
その騒音量も違う。


そして、空だ!
ビルがない畑の周りは、
とにかく空が広かった。


だらかだろうか。

のんびり気分を求めた散歩のはずが、
窮屈さを感じてしまう。



だから、わかちゃんは
「よく外に出られるね」
と言っていたのか。


納得。


時間の流れが違うことには、
そりゃ違うわな、と思った。



そこで、今回手に入れたのが
「人混みバリアー」

わかちゃんのアドバイス。

「サングラスをかけてると、
人混みも酔わないよ。壁をつくるんだ!」


住めば都。
大丈夫。
きっと、慣れる。

自分ペースで、本日も、
今日という日にこんにちは。


気長に。
     気長に。





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