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私と歯との奮闘記(2)

2023年6月に、無事に全ての
虫歯の治療を終えてから、はや4ヶ月。
この度、顎関節症が確信的になった私は
口腔外科を受診した。

「コウクウガイカに行ってくるね。」
わかちゃんに言うと
「ゲカでしょ。やば。」
と言われる。

「道理で、ガイカってネット検索しても
漢字変換されないと思った!」
ゲカと普段読んでいるのに、
口腔が前に付くことで漢字の読みが
つながらなくなるほどに
私は、時々
恥ずかしいぐらいに世間知らずだ。


「それなら、のっぽは月極駐車場を
ゲッキョクチュウシャジョウって
読む人でしょ。」 

「・・・正解!よくわかったね!」 
やりとりして、わかちゃんを見送る。



口腔外科を受診すると、
レントゲンを撮ってもらった。

有り難いことに顎関節症は重症ではなく、
セルフケアでなんとかなるとのこと。
顔面の筋肉マッサージを
伝授してもらった。



最後は、歯の状態も診てもらう。

「脱離してますね。」
先生が言った。
半年以上前に、治療してもらった
虫歯の詰め物がどうやら浮いており、
隙間に食べかすが入り込んでいるため、
すぐの治療が必要とのこと。

勧められたのは、
予算にして6万円のジルコニア。




・・・・・・・・・悲しい。

何度治療しても、
毎日歯磨きして、フロスをしても
なにかと現れる歯のトラブル。


やっと…!

やっと…!!

治療が一段落したと思ったのに…!!!


もはや、健康とはなんだ。
生きているから、そりゃどこか悪くなる。
人間として生きている証なら、
劣化や老化することこそ健康なのでは…
なんてぐるぐる考え始める。


わかちゃんに相談すると、
「今回の口腔外科じゃなくて、
以前に治療してもらった歯医者に
診てもらったら?」とのこと。

以前の歯医者さんに
電話で状況を説明すると、
当時担当の先生の枠で予約ができた。


「よろしくお願いします。」
電話を切ると、
予想外にもウキウキする私がいた。


また、あの先生に会える!


同い年くらいで、テキパキとした
あたたかい安心感のある先生。

我ながら、能天気である。



ちなみに、口腔外科にて、
6万円の自費診療を勧められた箇所は、
以前の歯医者さんにて
納得のいく説明のもと、1,300円で
すっきり治療してもらった。


災い転じて福となす。




記事を見つけて下さり、最後まで読んでいただきありがとうございます。 少しでもなにか心に残るものを届けられていましたら、こんなにも嬉しいことはありません。