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「吐く血」

もうこの世界でやりたいことないと思う。
自分の中の小さい世界で最高の絶頂、最低の吐き気を知った。それ以上知りたいと思わなかった。
だから別にいい。
嫌なことを避けれればいい。このままでいい。
だらっと生きて死ねればいい。
ちょっとした罪悪感、虚無感はあるけれど、それを無くそうと頑張る元気もないし、おこがましい気がする。

めんどくさいという気持ちが私の全てを無力化して、存在価値がないものとする。

この世の中、アウトプット、発信したもの勝ちだけれど。そのために子供の頃に勉強してインプットして、さあ社会に出てアウトプット。アウトプット苦手というかめんどくさい私には生きにくい世界だ。

人生がゲームだとしたら手詰まりの状況。タスクは山積みなにからやっていいのかわからない。1つずつ時間がかかってもやった方がいいんだろうけど。楽しめないし諦めてる。こんなつまんないゲームやめたい。ゲームならやめれる、電源切ればいいだけだけど。人生はやめれない。だから電源いれたまま放置。そのまま自然に切れるまで放置って感じの状況。

最近、昔好きだったものを辿ってあの頃の気持ちを思い出すことがある。特に音楽。BUMP OF CHICKENから始まって。ああ、これがノスタルジーか。あの頃の感動や懐かしさで泣いて、いいなあと改めて感じて歳とったなってなって。新たな発見とかないところが手詰まり感ね。syrup16gの吐く血を聞いた時にはむしろいろんなのが薄まって感じで自分、擦れたなって感じ。

最近の変化としては、前は友達が欲しいって異常に思って作らなきゃっていう強迫観念すらあったのが今全然ない。むしろ面倒な人間関係はいらないとすら思ってる。孤独は嫌だと思ってたけど、寂しさはお金で紛らわせられるし、頑張れば擬態できるし。でもそれで得た人間関係では孤独は紛れないし、たぶん私の孤独はなにやっても紛れないし。たぶんさっきのゲームの話じゃないけど、私の孤独が紛れたらゲームクリアだね。って思うくらい。

なんか友達できない原因も前はわからなかったけど、今少しずつわかってきた。私が本当に人間を好きじゃなくて友達求めてないのがバレてる。友達以前に人との付き合い方がわからない。男の方がちょっとわかる。私が女じゃなかったらとか思う。けど女だから男との接し方が少しわかるのかもしれない。

でも1つ夢というか希望があるとしたら、私みたいな人に会って仲良くしてみたい。本音で語り合ってみたい。寂しかったよね?誰とも仲良くできないよね?分かり合えないよね、私たちならいける?とかできたらいいな。私が思春期にできなかった人間の精神の成長過程で大事そうなやつ。青春ってやつか。

まあ無理なんで諦めてタバコ吸います。

syrup16g【吐く血】


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