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プレイヤーとしての経験を“プレイヤー以外”で活かす道中村龍講師の「私がS&Cコーチになった理由」

Ascenders Collegeの講師は、今も現役でスポーツ界の仕事を担うトレーナーや栄養士ばかり。なおかつ、これから同じ業界を目指す“同士”の育成に熱い思いを持った先輩たちだ。このnoteでは、そんな講師の一人ひとりの声を紹介。第二回は、大学日本一のラグビー部でS&Cコーチを務める中村龍さんを訪ねた。


ー現在のお仕事を教えてください。

現在は天理大学ラグビー部でのS&Cコーチをメインにしています。火曜~日曜日は練習があるので、その現場に立ち会ってトレーニング指導をする形です。


その他に長崎県にある長崎南山高校でも月に数回指導を担当しています。京都に住んでいるので頻繁に足を運ぶことはできませんが、南山高校の部活生を合宿として天理大学に迎え入れるなど、できる限り関わる機会を持つように動いているところです。


ースポーツ現場を目指したきっかけは何ですか?

私自身、学生時代からスポーツをしていました。高校まではバスケットボール、大学ではラグビーといった形です。それで怪我をしたときスポーツ分野に強い医療機関でお世話になったのもあって、卒業後は理学療法士をめざそうと考えていました。

最終的にその進路自体は親の意向もあって断念するのですが、文系学部に進んだ後も、同じ学部にあるスポーツ関係の学科で興味のある分野を学んで。部活で取り組んでいたラグビーがトレーニング必須のスポーツというのもあり、いつかはトレーニング指導という形で関わりたいと思い続けていました。


ースポーツの現場を獲得し、仕事にできている要因は何だと思いますか?

一つには人脈です。私自身、大学卒業後に就職した企業も、現在の勤め先も、大学時代の繋がりから紹介いただきました。そして今の指導現場は、ラグビー部時代にお世話になったコーチがトレーニング指導に関する会社を経営していて、そこへ入れてもらったことがきっかけです。


こうした経験から、人との繋がりが自分のキャリアをつくっていくと実感しています。

もう一つは、プレイヤーとしての経験があるということです。現在私はラグビー部のトレーニングに携わっていますが、自分にも経験があるからこそ細かい部分まで行き届くし、プレイヤーの苦楽が手に取るようにわかるからこそ、選手に寄り添うこともできると感じています。この辺りは座学などで学べない部分だからこそ、今後も大切にしていきたい経験値です。


ートレーナーそしてトレーナーを育てる講師として、どんなことを大事にしていますか?

特に高校年代に関わっていて思うことは、その先の選手生活に繋がるトレーニング指導をしたいということです。

高校を出た後も、人によっては大学や社会人リーグでプレーをしていくと思うのですが、その時に彼らはまた別のトレーニング指導者と出会うはずです。次のS&Cコーチのもとでも良いトレーニング、そしてそのための良い準備ができるように、正しい知識や基礎的な運動を伝えていけるよう心掛けていきたいです。


ー受講生を始め、スポーツの現場を目指す人に向けて、アドバイスをお願いします!

先ほどの話と少し重なりますが、スポーツの世界は“人脈”が仕事のきっかけになることが多いです。だからこそ、出会った人とのコミュニケーションを大事にしてほしいと考えています。

Ascenders Collegeには私以外にも、様々なフィールドとの接点を持った講師がいます。せっかくなら講義を受けるだけでなく、その方とコミュニケーションを取ったり、もし現場を見学させてもらえるようならお願いしたり。そうやって色々な現場を見ることが今学んでいることの深化にも繋がっていくはずです。



アセンダーズカレッジではスポーツ現場で活躍する人材の育成を行なっています。スポーツ現場で活躍したい方やアセンダーズカレッジについてぜひお気軽にお問い合わせください!

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