見出し画像

【CS直前レポート】沖縄アリーナはまさに「夢のアリーナ」だった【島根ファン目線】

読者の皆さんお久しぶりです。久しぶりすぎてnoteの書き方がわかりません(n回目)。
我らが贔屓のバスケチーム #島根スサノオマジック は、チーム史上初の「チャンピオンシップ」への進出を果たし、執筆日の現在は最初の試合をホームに迎えるまさに直前。
そんな弊チームが、CS前のレギュラーシーズンの天王山として挑んだ、4/23から4/24にかけての沖縄アリーナでの #琉球ゴールデンキングス 戦。都内から応援に行ってきたレポートを今更書いてます。
もちろん食文化や異国情緒あふれる沖縄の風土に感慨を受けた、という、旅行編や食べ物編も今度書こうとは思いますが、ひとまずCSで島根が勝ち上がったらまた沖縄での試合になる可能性が高いので、ぜひぜひ予習にお使いください。(これで #秋田ノーザンハピネッツ さんがアプセットしたりして)(秋田ファンの皆さんもぜひ読んでってください笑)

沖縄アリーナのあるのは、那覇から北に20キロほど上がった沖縄市というところ。車を使うと高速道路で空港から20分前後、下道だと空いていれば那覇の市内から40分ほどです(ただし沖縄の道路は朝を中心に鬼ほど渋滞するので注意)。
公共交通でのアクセスは正直言うと微妙です。行きはよくても、帰りはナイターだと終バスの時間を気にしながらになるかもしれません。やっぱり沖縄はレンタカーが強い・・・・
もろもろの用事を済ませ、やってきたのは「イオンモール沖縄ライカム」というクソデカイオンモール。沖縄市と隣の北中城村の境界付近にあるここから、アホほどの本数でシャトルバスが出ています。

送迎バスは本数も多い

たまたまちょっと古いタイプの車種が当たりました。
ちなみに、キングス公式的には、このイオンモールライカムに車を止めるorバスなどでアクセスして、そこからパークアンドライドでアリーナまで来ることを推奨しています。が、アリーナ付近に青空駐車してる車もちらほらおり(当然違反だと思います)、駐車場の問題はどこも課題だな、と思いましたね。

バス車内からアリーナの全景を撮影

そんなわけで会場に到着。
1階に見えているグッズ売り場は、一度アリーナに入ってしまうと試合中は入れないので、会場入りする前に入ることをおすすめします。
皆さん同じことを考えているのか、めちゃくちゃ混んでいました。

ちなみに余談ですが、1日目行ったときは島根ブースターをほとんど見なかったです。そのせいもあってか、某島根スサノオマジック公式プロモーションビデオの取材を受けました笑 クルーの方も「島根ファン探すの大変でしたよ」とおっしゃられていてちょっと受けたのですが、実はこれは会場で大きな伏線になります。

さて、いざ入場。この日は上層階の1番上の席からの観戦です。

2階最後列からの展望

いや、すごいわ。
アリーナのハコのデカさもそうだし、一番後ろからでもよく見えるこの臨場感。
筆者は高校生くらいの頃アメリカ住んでて、家族でNBAを現地観戦に行ける環境にあったのですが(全盛期ボストンを現地応援してました)、それにも大きく引けを取らない環境です。
入った瞬間に声出ましたもん。ハコの暴力。松江総体にはまだまだたどりつけてない境地。

ちなみに全然関係ないんですけど、写真で分かる通り前座で沖縄のミニバスっ子が試合をしてましたが、プロの大きな高さのリングにバンバンシュートを決めててすごかったっすね。

琉球の選手入場シーン

そして驚いたのが、選手入場。わりとどこのチームも派手な演出で選手入場のパフォーマンスやるじゃないですか。うちなんかもそうだけど。
けど、なんの前触れもなくしれっと入ってきてしれっとアップ始めたのでちょっと驚きましたね。

スタメン発表

試合5分前のスタメン発表。ここでは流石に暗転しますがそれでもめちゃめちゃすげー派手だなとはならなかった。とはいえ、驚かされたのは「照明の質のよさ」です。さすが専用アリーナとあって下手な体育館仕様のところと比べて「光」や「音響」に違いを感じましたね。

試合開始

いざティップオフ。
この日の琉球は地区優勝へのマジックが2、マジック対象は我が島根。つまりこの試合を勝つと地区優勝が決まるというとても大切な試合。逆に島根は目の前で地区優勝を見せつけられる、負けられない試合です。

1-3-1のゾーンディフェンス

試合の詳細は割愛しますが(たぶんまとめてくれてるブログがたくさんあるでしょうし今更感もあるので)、興味深かったのは「MCが必要以上に喋らない」こと。
もちろん好き嫌いがあるでしょうし、一概に「煽るMCが駄目だ」とは言わないですけれど、盛り上がるであろうタイミングにあえて黙って観客に委ねてる感じは独特でした。それを琉球のブースターもわかっていて、全力で手拍子のクラップをしていました。琉球はメガホン叩く文化もなければ、今は感染対策で指笛も禁止。とはいえ、このアリーナのホームコートアドバンテージはすごいです。

金丸がFT落とすレベルのクラウドノイズ


先程も言ったとおり島根ファンが100人に1人いるかいないかという中。ただでさえ見る目の肥えている沖縄ファンの手拍子に、地理的にも遠くてなかなか行けない島根ファンのメガホンは叶うわけもなかった。そんな感じでした。

試合終了

試合は結局前半に大きな差をつけられて負け。西地区優勝を目の前で見届ける結果となりました。

優勝セレモニー

それにしても地区5連覇ってすげーよな。


さて気を取り直して翌日。この日は比較的近い席でした。


ハドルを組む選手たち

ちなみにお値段5000円でした。松江総体で5000円出してもこれくらいの遠さと考えると、アリーナの臨場感を考えるとオトクな気がします。当然「1,2,3, buzsaw!」も聞こえる距離です。


思ったよりも至近距離


この日は試合を見ながらも、近くにちらほら島根ファンの姿もあり、ある程度メガホン叩く余裕がありました。やっぱりアウェーは1試合遠くから、1試合近くからがいいよなぁ。それが雰囲気を味わえるというもの。

試合終了

例によって試合の内容は割愛ですが、終始劣勢も最後粘ってギリギリわからない結果で悔しい敗戦。
こんなに悔しい敗戦は初めてかもしれないです。(いやそれ茨城行ったときも言ってただろってツッコミはなしで)
帰りしな、周りにいたスサマジブルーの方々と「惜しかったですね」「CSでやり返しましょう」って話をしてたのが印象に残っています。

夢のアリーナには夢が詰まっていた

というわけで、長文になりましたが雰囲気は伝わったでしょうか。
個人的に今回の沖縄で一番印象に残ってるのは、飲食を買いに並んでるときに「初めてバスケの試合を見に来たけど、日本のバスケってこんなにすごいんですか?」と声をかけてきた青年。
「ここはすごいですよ、感動しました」と答えたと同時に、「でもこんなにすごいのはここだけです」と答えざるを得ませんでした。
ゆくゆくは島根にもこれだけの熱気がある会場ができたらな、それが今の総合体育館なのか別の建物なのかはわからないけど、と、考えさせられた瞬間でもあったし、それまで日本のバスケを底上げしていくのは、我々雑草から育ったチームなのかな、とも思いました。

最後に。待ってろよ沖縄アリーナ!CSで勝つのは俺たちだ!

以上、おしまい。最後までお付き合いいただきありがとうございました

この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?