日曜の憂鬱
日曜日の夜、「明日からまた仕事かぁ」と
ふと思った。
嫌ではないが、ちょっぴり憂鬱。
あぁ、“こんなとき私にも妖精がいたらなぁ”
なんて思いながら白い天井を見つめる。
もしも妖精がいたら…
薄い黄緑のワンピースに、透明がかったピンクの羽の小さな妖精。
きっと彼女は私以外には見えなくて、お仕事にも着いてくる。肩に乗ってついてくる。
「羽あるんだから飛びなよ」
なんて言うと、「え〜面倒だよ」と答える。
たまーに喧嘩をするけれど、いつも楽しく過ごしている。
優しいというよりは、なかなかにいい性格をしていて、それがまた面白いんだよなぁ
私が「明日から仕事かぁ」と呟くと
「どっちにしろ明日は来るから、とりあえず今は考えるのやめて、楽しいことしたら?」
だって。
妙に納得してしまった。
私の小さな相棒、これからもよろしくね。
(ちなみにデートなどの時は自分の世界に戻る、とっても気の利いた子だよ)
まぁ、全部妄想なんだけど
( ¨̮ )