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この上なく個人的なカルチャー変遷

皆さん、こんばんは。


時空物語の続編校正もだいぶ佳境となってきたのですが、今回は自分が今までにハマってきたものや出会ってきたものの変遷について書いていきたいと思います。


人の興味対象などどうでも良いとは思いますが、あくまでも自分用のメモ書きのような形の記事なので、気になるという方だけ読んでくだされば良いかなぁといった程度のものです。


ものすごく長文になるかと思いますので、時間がある時に読んでくださる事をオススメ致します。



紹介の順序があっちこっちいくと(自分が)面倒くさいと思うので、基本的にはその対象が生まれた、もしくは発売された年代を古い順から書いていこうかと思います。


(ただし途中で年代が飛んだ話を書く事もあるので、そこはご愛嬌というか例外です。


 漫画やゲーム等の名称を一箇所に羅列しているものは順不同、今回取り上げた中で何か問題があるものがありましたら、すぐにその箇所を削除致します。)


※名称前のCは漫画、Gはゲーム、Tはテレビ、Mは音楽、Iはインターネット、その他はEとします。




☆1970〜1990年代


T ドラえもん(1969)


 SFという用語は【ドラえもん】の作者である藤子・F・不二雄氏に言わせれば「すこし・ふしぎ」という意味らしい。


 アニメや漫画として何も考えずに(いや、何かは考えていたはずだが)楽しく見ていたドラえもんは、確かによく考えてみればSFものなのだろう。


 ドラえもんは日常生活の話も好きだが、やはり壮大な宇宙に飛び出したり異世界に赴いたりする映画がとても楽しかった。


 【日本誕生】【アニマル惑星】【ドラビアンナイト】【雲の王国】【ブリキの迷宮】【創世日記】【銀河超特急】【翼の勇者たち】【ロボット王国】の辺りを見た記憶があるのだが、中には子供心にものすごく怖かったものもある。


 しかしなによりも、子供の頃からドラえもんを見ていた現在中二な方々の多くが、他のどの作品よりも好んでいるのが【夢幻三剣士】だそうで、自分もその類にもれずこの作品が一番好きである。


 そして今は存在していないという話だが、ザ・ドラえもんズシリーズもとても好きだった。


 特に初期の映画【ロボット学校七不思議!?】は話の内容も素晴らしいし、ワクワク感も半端なかったのだ。




C 月刊コロコロコミック(1977)


 自分の中二的漫画志向は、大体この【月刊コロコロコミック】と後述の【月刊少年ガンガン】に支配されている。


 コロコロは正直なところギャグものやお下品ネタが多いのだが、まぁ何か色々と学ばせてもらったような気がする(笑)


 元々小学四年生辺りをターゲットにした漫画雑誌なので、その辺りは当然といえば当然なのだろう。


 【ポケットモンスター】や【星のカービィ】など任天堂系のゲームと縁があったのも、コロコロのタイアップ作品の影響が大きい。


 コロコロは前述のドラえもんとも関係深いので、やはり子供の頃の記憶にかなり深く根付いているものと思われる。


 上記以外に記憶に残っている漫画を挙げるとすると【爆走兄弟レッツ&ゴー!!】【爆球連発!!スーパービーダマン】【超魔神英雄伝ワタル】【コロッケ!】辺りだろうか。




G ファミリーコンピューター(1983)


 まだあまり何も分かっていない頃、身近な人が【スーパーマリオUSA(1992)】で遊んでいるのを延々と見ていた気がする。


 それから少し経ち【星のカービィ 夢の泉の物語(1993)】をプレイしたのが、自分の初ゲームではないかと思われる(記憶はかなり曖昧)。


 (特にゲームの中でもかなり印象に残り、個人的にかなりのウェイトを占めていると思われる【ポケットモンスターシリーズ】に関しては、もう少し下の方で紹介。)




G スーパーファミコン(1990)


 基本的に自分はあまりゲームが得意ではないので、誰か他の人がやっているのを見ている事が多かった。


 なにせ【スーパーマリオカート(1992)】をプレイした際、子供の頃とはいえ同じ場所をぐるぐる回りっぱなしで時間切れになったくらいである(後々改善はした)。


 それはともかく、中でも【スーパードンキーコングシリーズ(1・1994、2・1995、3・1996)】はアクション性やグラフィックの美しさが素晴らしく、未だに事あるごとにゲーム実況で見てしまうくらい中毒性が高い。


 有名な話ではあるが、スーパーファミコンの規格でここまでのクオリティが出せたのは驚異的な事らしい。


 世界観とマッチした音楽もとても素晴らしく、そちらもかなりの中毒性がある。




T 古畑任三郎シリーズ(1994〜2006)


 ドラマものは今でもほとんど見ないのだが、この【古畑任三郎シリーズ】は何故かいつも見ていた。


 いつから見始めたのか定かではないのだが、クセになる独特な雰囲気がとひねりのある推理が興味深かったのだろうと思う。




G ポケットモンスターシリーズ(1996〜)


 最初から最後まで、まともにプレイしたのは【サファイア】のみだが、【クリスタル】や【青】も少しはプレイしている。


 とにかく自分がなんでもかんでも青系が好きになってしまったのは、多分ポケットモンスターの影響(笑)


 ポケットモンスターに関しては、カードゲームやバトエンでも大概遊びまくっていた。


 子供の頃はポケモンのアニメをよく見ていたが、いつしかアニメというもの自体をほとんど見なくなってしまったのでアドバンスジェネレーション(ルビー・サファイア)以降はほぼ分からない。


 (これは本当に余談であるのだが、「そこに空があるから」というポケモンアニメシリーズのエンディング曲はとてもオススメ。)


 あの頃から比べて考えてみても、時代を経るにつれて様々な娯楽媒体が尚のこと増えたものだと思うが、やはり自分にとっては年代的にポケットモンスターが一つの中心点になっているのではないかと思う。




G NINTENDO64(1996)


 【NINTENDO64】が1996年に発売されたという事に「あ、そんなに昔の事だったんだ」と正直驚いている。


 よく考えてみると、確かに上記のポケットモンスターシリーズは64以前のテレビゲーム機にソフトが存在していない。


(初代のポケットモンスター【赤(1996)】【緑(1996)】が【ゲームボーイ(1989)】のソフト、【ゲームボーイカラー(1998)】の発売年も少し意外な気がする。)


 子供の頃はとにかく任天堂のゲームを遊ぶ事が多く【ヨッシーストーリー(1997)】【ポケモンスタジアム(1998)】や【ゼルダの伝説 時のオカリナ(1998)】【大乱闘スマッシュブラザーズ(1999)】【星のカービィ64(2000)】【マリオストーリー(2000)】【どうぶつの森(2001)】辺りが記憶に残る。




G たまごっち(1996)


 今回色々と年代を調べていて、【たまごっち】と【ポケットモンスター】の発売年が両者とも1996年であり、ポケットモンスターの方が少しだけ発売日が早い事に驚いた。


 すぐに電池切れするのでボタン電池を探し回ったり、裏のネジがすぐに崩壊して(つまり潰れる)しまったり、ボタンが機械の内側に入り込んでしまったりする事にイライラしながらも、当時遊びまくった記憶がある。


 同時期くらいに【ミニテトリスキーホルダー(1996)】も流行り、かなり小さい画面で遊んでいた気がする。


 少しだけ年代は進むが、小型の携帯ゲームで言うと【ポケットピカチュウ(1998)】を振りまくっていたのも良い意味思い出である。




T ウッチャンナンチャンのウリナリ!!(1996〜2002)


 子供の頃の一番印象深いテレビ番組といえば、自分の場合は圧倒的に【ウリナリ】である。


 何よりも【ポケットビスケッツ】と【ブラックビスケッツ】の音楽対決は未だに記憶しているし、音楽自体今現在も聴いてしまう。


 改めて考えてみると、1996年はあらゆる面で恐ろしい年だったのかもしれない(少なくとも自分にとっては)。


 もう一つ印象深いテレビ番組として【進め!電波少年(1992〜1998)】があるのだが、プロデューサーがウリナリと同じ方だとは知らなかった。




E バトルドーム(1996)


 これは本当に分かる人がいるのか不明だが、いわゆる対戦系の玩具である。


 とにかく煩いのが玉に瑕なのだが、分かりやすいルールと操作のしやすさで結構遊んでいた。


 ただし元よりゲーミング能力激低人間なので、まともに勝てた覚えはない(笑)




T SASUKE(1997〜)


 何故か子供の頃から見る習慣がついているので、今はほとんどテレビを見ないのだが、SASUKEがある事を知るとわざわざテレビをつけてしまうくらいには好きである。


 自分自身はヘタレなので何だかんだ言いつつも、我が身一つで縦横無尽に動き回れる事は素晴らしいと思う。




M ポルノグラフィティ(1999〜)


 ハッキリと一つのアーティストを好きになったのはこの時、未だにメジャーデビュー当時の映像を記憶しているほど印象深かった。


 語り出すと止まらなくなりそうなので自重するが、以前noteに投稿した「広島 尾道&因島旅」は所謂ポルノグラフィティの聖地巡礼である。


 そもそもnoteを始めたキッカケがポルノグラフィティであるし、当時から今に至るまでずっと一番好きなアーティストである。


 ポルノグラフィティというアーティストが存在していなければ、今の自分もいなかっただろう。




I Windows98(1998)


 この辺からカルチャー変遷に大きな変化があり、大手企業が代替的に入ってくる以前の、まだ半ば無法地帯であったインターネット世界を垣間見る事になる。


 未だに様々な問題が渦巻いているネット世界ではあるが、やはり自分にとっては物心ついたくらいの頃から存在しているので無くてはならないものなのだろう。


 初めの頃は、パソコンに付属のCD-ROMに入っていたゲームでずっと遊んでいた(そのゲームの名前を忘れてしまったので思い出したいが、今に至るまで不明なままである)。


 その内インターネットを理解するようになって、当時たくさんあった個人さんのサイトを回りまくっていた。


 ネット小説という概念を知ったのも丁度これくらいの時期で、書き手側に興味を持った一つのキッカケである。


 あとはちょっとした不思議ネタやオカルト的なものを探しまくったりしていたのだが、今それが自分の書く物語に役立っていたりするから何が幸いするか分からないものである。


 そして以前ラジオで話した事もあるのだが、Webサイトホスティングサービス【Yahoo!ジオシティーズ(2000)】やインディーズ音楽配信&コミュニティーサイト【muzie(1999)】が無くなってしまったり、ゲーム制作ツールシステム【WWA(1996〜)】の仕様が大きく変わってしょっちゅう遊んでいたゲームが遊べなくなってしまった事は、致し方ないとはいえ悲しかった出来事。


 パソコンやネット関係が進化していく中で【フロッピー】等はさすがに年代物だと思うが、携帯の【着メロ】等の文化はまだ広く存在していても良かったのではないかと思う今日この頃。


 ホームページ用パーツ【ハーボット(2001)】がまだ存在するか否か分からない(調べてみたら2008年に全サービス終了していた)が、育成シミュレーション&チャットツール【リヴリーアイランド(2003)】は2019年に一旦終了したものの、だいぶ形を変えて復活しているらしい。


 だが今【BBS】とか【おえび】とか【カウンター】とか【ゾロ目】とか【キリ番】とか【バナー】とか言ったところで、特に10〜20代に分かる人はほとんどいないと思われる。


 こんな事を書くと「自分もいい年だなぁ」と思うのだが、それもまた良いのだろう。


 この記事を書こうと思った理由として「自分が過去の出来事を思い出す事で頭の体操をする」というのと「思い出しながら懐かしみながら書く事が純粋に楽しい」というのがあるので、とりあえずその辺りは実感出来ている。


 ところでSNSのパイオニア的存在として語られるmixi(2004)に関しては、自分が丁度インターネットから興味が逸れて他の事を色々とやり始めた時期(2006頃)に流行り始めたサービスだったので、実は一度も触れた事が無い。




☆2000年代


G プレイステーション2(2000)


 ずっと任天堂派だったのに、何故突然【プレイステーション2】を欲しがったのか覚えていない。


 だが多分、後々紹介する【鋼の錬金術師】のゲーム【飛べない天使(2003)】をプレイしたいが為だったはず。


 他にあまり多くのソフトをプレイした記憶はないのだが、【ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君(2004)】で見渡す限りの世界を遊び回った思い出は鮮明。


 それと【プレイステーション(1994)】のソフトがスマホに移植されてからプレイした【ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち(2000)】は、歴代でも一番と言われるほど長いストーリーと物語全体の重すぎる雰囲気のおかげで、かなり記憶に残っている。


 ドラゴンクエストシリーズは他に1(1986)、5(1992)をやったきりで、5に関しては何故か途中で止めてしまったのでリベンジしたいところ。




E 読書(2000頃から)


 これは過去記事にも書いた事であるが、自分は元々本というものがあまり好きではなかった。


 そんな自分を本好きにしてくれたのは【ハリーポッターシリーズ(1997〜2007)】であり、親に勧められたのが始まり。


 読書に関しては前述した過去の別記事に散々書いているので、そちらをご参照いただければと思う。




C 鋼の錬金術師(2001〜2010)


 自分が今まで読んできた漫画の中で、最も好きで記憶に残り続けている少年漫画。


 語り出すと止まらないので自重する(2回目)が、この漫画は自分が書いている物語にも多大に影響を及ぼしている。


 


C 月刊少年漫画ガンガン(創刊は1991)


 【月刊少年漫画ガンガン】をこの位置に持ってきたのは、上記の鋼の錬金術師の影響で読み始める事になった(言ってしまえば、単行本の物語の先が気になりすぎてしまった)から。


 多分コロコロよりも読み込んだ漫画雑誌で、当時ガンガンで連載されていた漫画の単行本の多くを購入(中古が多いが)していたのではないかと思われるほど。


 好きな漫画のタイトルを挙げるとすると【鋼の錬金術師】は当然、【スパイラル〜推理の絆〜/スパイラル・アライヴ】【南国少年パプワくん/PAPUWA】【魔法陣グルグル】【ドラゴンクエスト エデンの戦士たち(前述)】【スターオーシャン セカンドストーリー/ブルースフィア】といったところだろうか。


 ガンガンはそもそも数多くのゲームを手掛けるスクウェア・エニックスが出版しているので、コロコロ同様ゲームのタイアップ作品が多く、ゲームネタを複数の作家がアンソロジー形式で描いた【4コママンガ劇場】なども有名である。




G ゲームボーイアドバンス(2001)


 ポケットモンスターシリーズで最初から最後まで唯一まともにプレイした【ポケットモンスターサファイア(2002)】のソフトのハードウェア。


 他にも【ファイナルファンタジー タクティクスアドバンス(2003)】や【鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲(2004)】【鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲(2004)】などをやり込んだ記憶。




G ゲームキューブ(2001)


 【ゲームキューブ】がアドバンスと同じ2001年発売だという事を知って、ある意味一番驚いた。


 この頃にはテレビゲームをほとんどやらなくなっていたし、誰かがプレイしているのを見る事も減っていたので、神ゲーと称される【カービィのエアライド(2003)】をやったきりではないかと思う。




T 猫の恩返し(2002)


 数多くあるジブリ作品の中で、自分が一番好きなのが【猫の恩返し】。


 言わずもがなの有名作品だと思うので多くは語らないが、とにかく画面全体が癒やしでしかない。




T 名車再生クラシックカーディーラーズ(2003〜)


 レトロカーなどに特別興味があるわけではないのだが、CSのディスカバリーチャンネルで放映されているこの番組は、廃車寸前のボロボロの車をピカピカにしていく過程がとても興味深く、延々と見る事が出来てしまう魅力がある。


 いわゆるリペア・リメイク動画に近いもので、機械や乗り物の整備が好きな人、掃除や整理整頓が好きな人、スチームパンク的なものが好きな人にはオススメである。




I NightmareCity(2004)/NightmareCity -catastrophe-(2005)


 インターネットサーフィンをしていて、偶然目に止まったフラッシュ動画。


 見た瞬間にハマってしまい、何度見ても感動してしまう作品。


 (本や漫画は色々考えながら読むので感動するという事はあまり無いのだが、特に音楽と映像が相まって突発的に泣かせにかかってくるものには非常に弱い。)


 世界観も最高に好みなSF的バーチャル空間(今で言うメタバース空間?)での出来事らしきストーリーなので、今でも事あるごとに見てしまう。


 アニメーション映像ももちろん素晴らしいのだが、【Southern Cross】と【Northern Lights】という音楽が素晴らしく、未だにカラオケに行くと毎回歌ってしまう。


 おかげで【Melodic Speed Metal】や【Euro Beat】という音楽ジャンルが好きになってしまったのだが、今でも精力的に音楽活動されているので次作が待たれるところ。


 NightmareCityに関しては、同じ作者の方が作られた【ガラクタノカミサマ】という作品も秀逸である。




M ラジオ(2004頃から)


 この辺りからまたカルチャー変遷に転換期が訪れ、デジタルなものよりも若干アナログなものに興味の対象が移った模様。


 特に深夜ラジオで音楽を聞いている内に、様々なジャンルの音楽を聴くようになる(と言っても知れてるが)。




M VOCALOID(2004)


 友人に【悪ノ召使】という曲を聞かされてからすっかりハマってしまったので、自分がまともにVOCALOIDを知ったのは2008年頃という事になる(そもそも流行し始めたのが2007年頃)。


 さすがに最近の曲は分からないが、当時流行っていた【メルト】や【ココロ】【カンタレラ】【サンドリヨン】【ブラック★ロックシューター】【龍ノ啼ク箱庭拠リ】辺りにはかなり影響されていて、やはり今でもカラオケで歌いたくなる。


 動画やアニメーション、音楽制作などに興味を持ったのもVOCALOIDが一つのキッカケだったのかもしれない(VOCALOID自体を使った事はないけれど)。




M Sound Horizon(2004)/Linked Horizon(2012)


 幻想的な物語音楽という一種のオペラのような演劇のような世界に没頭してしまい、やはりこちらもカラオケで歌う曲リストに入っている。


 サンホラ名義は独自の世界観の中で作り上げられたストーリー、リンホラ名義は他作品(【進撃の巨人(2009)】など)とのタイアップ・コラボ作品を扱っている。




C 月刊少年シリウス(創刊は2005)


 漫画雑誌はコロコロとガンガンばかり読んできたが、こちらの【月刊少年シリウス】が創刊される際に当時好きだった青い鳥文庫の【テレパシー少女「蘭」】の漫画が載るという事を知り購入。


 他にも当時好きだった【Missing】という電撃文庫の作品で挿絵を担当されている方が描かれた【Aventura】という漫画も連載されていたので、しばらく購入していた。




E 世界の○○シリーズ(2007〜)


 西東社の【なるほど!BOOK】やPHP研究所の【PHP文庫】辺りに代表される、いわゆる前述の「不思議ネタやオカルト的なもの」を取り上げたシリーズものの書籍。


 簡単に言うと、日本や世界の【神話】【伝承】【神】【英雄】【神獣】【天使】【聖獣】【悪魔】【魔獣】【モンスター】【幽霊】【妖精】【武器】【防具】【アイテム】【魔法】【魔術】【古代文明】【古代遺跡】等々、空想上のものも含めて、およそ中二な方々が好んでいるものについて、イラストなどを交え紹介・解説してくれている本である。


 現在自分が書いている宿命時空両物語の内容は、このシリーズもので知った情報を自身の夢ネタと合わせて広げまくったお話といっても過言ではないかもしれない。


 アイルランド伝承やクトゥルフ神話について詳しく知ったのもこのシリーズものからで、それ以前の宿命物語などはアイルランド伝承とほとんど関係の無い支離滅裂な内容だった。




E 古典SF/冒険文学(2009頃から)


 主に海外のものが多いが、特に【ジュール・ヴェルヌ】や【H.G.ウェルズ】【A.E.ヴァン・ヴォークト】など、邦訳されているものを探しまくって暇さえあれば読むような状態だった。


 日本のものであれば【宮沢賢治】や【北杜夫】など、もちろん全ての作品が古典SFや冒険文学に該当するわけではないが、面白いと感じた作家の小説は読みまくっていたように記憶している。


 (この辺りの事も過去の別記事に詳しく書いているので、そちらをご参照いただければ有り難い。)


 特にジュール・ヴェルヌの【八十日間世界一周】は、この本自体が古典SF/冒険文学にハマるキッカケを作ってくれたようなものなので、1956年にアメリカで映画化されたものも鑑賞。


 その流れで昔の映画を色々と見てみたくなり、高校生の頃に授業で途中まで観た覚えのあるチャーリー・チャップリンの【黄金狂時代(1925)】や【モダン・タイムス(1936)】などを見直したりもした。




☆2010年代


E 美術/シュルレアリスム(2013頃から)


 元々美術に関するものは好きだが、抽象画やシュルレアリスムにハッキリと興味を持ったのはこれくらいの頃。


 一例を挙げると【サルバドール・ダリ】や【デ・キリコ】【ルネ・マグリット】【マウリッツ・エッシャー】等、それぞれに独特かつ人をどことなく不安がらせるような雰囲気を持つ作品が興味深い。


 海外の古典文学の挿絵や【アルフォンス・ミュシャ】のデザインされたイラストレーション、更に言うと夭折してしまった日本の画家【野村昭嘉】のスチームパンク的な絵画も好み。




G ゲーム実況視聴(2019頃から)


 概念こそ知っていたものの、初めてゲーム実況というものを見始めたのはこの頃。


 世の中にはこんなに多くの様々な種類のゲーム(物語)があるのかと感心したのと、本や漫画を読むような形で速すぎもせず遅すぎもせず、自分の好みの速度で視聴出来るのが良かったらしい。


 特になかなか表に出て来ないようなコアなインディーズゲームを知ったり、昔中途半端なまま止めてしまったゲームのお話の続きを見る事が出来たりするので、その辺りも良かったのだと思う。


 中でも興味深かったゲームを挙げると【Ib】【魔女の家】【ゆめにっき】【END ROLL】【アンリアルライフ】【霧雨が降る森】【UTOPIA】【OMORI】【GARAGE】【クーロンズゲート】【MYST】【サブノーティカ】等々(※中にはホラー系やグロ注意のものも有り)。


 ゲーム制作などという無謀な事をやろうとしているのも、この辺りのゲームに大きな影響を受けてしまったからである。


 最近では【Liminai Space】や【The Backrooms】など、まるで夢の世界を歩き回っているような気分になる不思議で奇妙な探索ゲームも増えてきていて面白い。


 前述したゼルダの伝説の最新作【ブレス オブ ザ ワイルド】と【ティアーズ オブ ザ キングダム】に関しては本当に秀作過ぎて、語彙力不足につき多くは語らない事にする。


 改めて考えてみると、自分はさほどゲームをやってきた人間ではないと思っていたのだが、それなりのゲーム好きである事は間違いなさそうだ。


 (余談だが、ゲーム実況で観た以外に最近まともにプレイしたのは【Alto's Adventure/Alto's Odyssey】というスマホゲーム。


 こちらのファンアートを描いて当時やっていたインスタに載せた際、ゲームの公式さんがそのイラストを取り上げてくれたのが嬉しかった思い出。)




☆2020年代


I note(2020年1月から)


 実は結構SNS系は飽きやすいので、5年目まで続いているのはnoteくらいではないかと思う。


 【中二的な夢ネタ】から始まり【謎の抽象画っぽいもの】【長編の少年漫画風サイエンスファンタジー】【話す練習を兼ねたラジオ配信】【気まぐれに作り始めた動画】、最近では【いつ出来上がるのか不明なゲーム制作】【レトロ&ノスタルジック感を目指したピクセルアート】まで投稿し始めている。


 興味対象の多い人間なので記事の内容があっちに行ったりこっちに行ったりしているが、それでもいつも読んでくださっている皆様に、ここで改めて感謝申し上げたい。


 noteには素晴らしい作家さんが大勢おられるので、これからも色々学ばせていただきたいと思う次第である。




E パズル(2022頃から)


 知人が持っていた立体パズルにハマってしまい、今や知恵の輪やルービックキューブにも波及して不器用ながら楽しく遊んでいる。


 元々バトルドーム等のアナログゲームやチェス等のボードゲームも好きなので、パズル系ゲームのブームはまだしばらく続きそうである。






ここまで長らく自身のカルチャー変遷について書いてきましたが、こういったものの積み重ねの上に今があると考えると、非常に感慨深いですね。


新たな発見があるかもしれないので、たまには皆さんも個人的なカルチャー変遷を懐古してみてはいかがでしょうか。




それでは、今回はこの辺りで…


いつもご愛読いただき、誠にありがとうございます m(_ _)m








中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。