#時空の森羅万象物語 第∞章第100節
さて、ようやく最終話の校正&挿絵が出来上がりましたので、投稿させていただきました。
「誰だよ、最終話のメインキャラクター全員描くとか決めたのは」などと一人で考えながら、皆様をお待たせしてしまい誠に申し訳ありません。
(浅葱と醒馬が寄り道している食事処は、著者もご飯を食べに行った【潮騒】さんをイメージしています。
観光客から地元の人まで広く愛されていて、オススメのお店を聞くとまず初めに名前の出てくるご飯屋さんですね。)
ひとまず【時空の森羅万象物語】の正編は、これにて一旦終幕となります。
ただ外伝と続編はちゃんと投稿する予定(いつになるかは不明ですが)にしておりますので、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
(頭の中ではほぼ出来上がっていた最終話でしたが、長年文章に落とし込む事が出来ていなかったところを、読んでくださる皆様のおかげでようやく書き終える事が出来ました。
既に続編もあるのに妙な話ですが事実でして、読者の皆様に改めて感謝申し上げます。)
最終話まで至り付きましたので、これまでの各章表紙絵にありました屋久島関連の(各キャラクターのイメージ)植物の名称をあげておきます。
第0章 乙雛→ヤクシマシャクナゲ(屋久島で花といえばこの花です)
第1章 織姫→ハマユウ
第2章 雅→リンゴツバキ
第3章 聖→ヤマザクラ
第4章 神護→ヤクシマオナガカエデ
第5章 薫楼→サツキ
第6章 昴流→ヒメシャラ
第7章 醒馬→ヤクシマショウマ
第8章 浅葱→ウラジロフジウツギ
第9章 鏡祐→アサガオ
第10章 誓也→ヤクシマリンドウ
植物に興味がある方は、是非実物を調べてみてくださいね。
ポンカンとタンカンはどちらも柑橘系の果物であり、どちらも屋久島の特産物(ジュースなどもある)なのでよく混同されてしまいますが、もちろん色々と違いがあります。
ポンカンは大正13(1924)年に栽培が始まり、タンカンは昭和45年から栽培が開始されています。
ポンカンの方が外皮が厚く、タンカンの方が甘味と酸味が強いです。
収穫の時期はポンカンの方が11月下旬〜1月中旬、タンカンの方が1月下旬〜4月中旬まで。
ポンカンの方が栽培面積、収穫量、出荷量(加工用含む)が多いですが、ポンカンの方がタンカンより大きいのも影響しているのかもしれませんね(詳しい事は分かりませんが)。
柑橘系の果物は種類も豊富で混同しやすいですが、ちょっと調べてみると色々分かって面白いですね。
この時空物語は屋久島を舞台モデルにしており、もちろんリアルな情報も多く取り入れているつもりではありますが、あくまでも一つの幻想物語としてお読みいただけると有り難いです。
(ちょこっと余談ですが、実は日本神話的な要素も少し取り入れていて、乙雛と織姫は天照大御神を二人に分けたようなイメージ、誓也と鏡祐は月読尊と須佐之男命を足して2で割ったようなイメージだったりします。
そして浅葱達も、それぞれの性質を少しずつ受け継いでいるようなイメージです。)
お時間ある際、暇つぶしにでも楽しんでいただければ、他に著者が言う事はありません。
例によって、とても長い物語にお付き合いいただき、誠に感謝致します。
一応まだ続く予定ではありますので、これからも遊びに来てくださると嬉しいです (^^)
これからしばらくの間は、夢筆の抽象画やいつもと少し異なるものも投稿していこうかと思っております。
投稿頻度が多くなるか少なくなるか未定ですが、宜しくお願い致します。
それでは、今回もご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。