#時空の森羅万象物語 第Ⅴ章第46節
少し遅い時間になってしまいましたが、お話の続きを投稿して参りましょう。
今章は他の章と比べて結構長い部類に入りますが、もう半分は過ぎてますのでもうしばらくお付き合いくださると幸いです。
この節辺りから、前々からちょっとずつ書いてはいるものの、まだほとんど出て来ていない京極家のお話が表立って出てきます。
もちろん後々の章で色々と書いていくつもりではあるのですか、皆さんの予測通りまぁまぁエグい話も出て来ますので、そういったものが苦手な方はご注意くださいね。
(その都度、注意喚起っぽいものは書いておくつもりです。
今節のタイトルが「跳ね馬」なのも、後の章を読んでいただければご理解いただけるかと思います。)
更にこの節では、まだハッキリとは出て来ていない謎の人物?が登場します。
(実は、今までも少しだけ言及されていた部分もあるのですが…。)
この人物についても、その内出てくることになるかと思いますが、まだかなり先のお話です。
ついでに空の命魂草水や突如現れた黒曜石についても謎でしかないのですが、とりあえず頭の片隅にでも置いていただければ良いかと思います。
(遭難した際にお酒を飲む行為は、判断力が鈍るなど危険な事の方が圧倒的に多いので止めましょう。
身体を温める為や水分を摂りたいといった場合でも、後の反動がリスクとなるので遭難時の飲酒は極めて危険です。)
御岳参りに行く際は、里の社で清めた米・焼酎・魚・塩・海砂などを持って行きます。
海砂は元々島の花崗岩が砂になったものなので、自然の循環のような意味合いがあるのかもしれませんね。
海砂は竹筒に入れて持っていくそうなので、挿絵にもコッソリ竹筒を描いています。
御岳参りは伐採神事でもあり、木(杉)の伐採が行なわれる際は米・焼酎・塩を伐採する木の根本に供えて、自然界に許可を得てから斧を入れます。
伐採が終わると、倒れた木から小枝を切り、元の株に差して木の霊を慰め山の神に感謝する株祭(とぶさたて)を行ないます。
そして最後に木の苗を植える御礼返しを行なって、伐採神事の儀式は終わりとなるそうです。
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。