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#時空の輪廻転生物語 第Ⅰ章第10節


(※途中で一箇所ページ数がおかしいところがありますが、後から修正した為なので気にしないでいただけますと幸いです。)



今までに分かっているところで、地球の文明を大きく破壊させた出来事(つまり大量絶滅)は、これまでに大きく分けて5回起こっているそうです。

地球の歴史が始まって以来、誕生した生物の99%が絶滅していて、生命の歴史において絶滅は不可避であり常に起きる可能性があるとの事。

上記の5回とは「4億4300万年前のオルドビス紀の終わりに推定される86%の海洋生物の絶滅」、「3億6000万年前のデボン紀の終わりに全生物の75%が絶滅」、「2億5000万年前のぺルム紀の終わりに生物の96%が死に絶えた史上最大の絶滅」、「2億100万年前の三畳紀の終わりに全生物の80%が絶滅」、もっとも有名なもので「6500万年前の白亜紀の終わりに恐竜やアンモナイトを含む76%の生物が死に絶えた絶滅」が挙げられます。

他にも1万年前の更新期の氷河期の終わりに起きたメガファウナ(巨大動物)の絶滅などもあるようです。

大量絶滅の原因については火山の噴火や隕石の衝突、気候変動などの天災が指摘されていて、氷河期の終わりに起きた大型哺乳類の絶滅の原因としては、気候変動に加えて人類による狩猟採集の影響も考えられるとの事。

そして現在から過去400年間で数多くの哺乳類や鳥類、両生類、爬虫類が絶滅しているそうです。

現在の生物の絶滅率と、地質学的に平穏な時期と大量絶滅が起きた時期の率が比較されたある論文によると、現在の生物の絶滅率が過去よりも高く、大量絶滅に向かっていると結論付けられたのだとか。

結果的に人間の活動が地球規模で環境に影響を及ぼし、その悪影響は加速していると考える事が出来そうです。

(こちらの物語における自然環境や生命の話につきましては、特に議論などしたいわけではありませんので、一つの物語としてお読みいただけますと幸いです。)



神護が言っている「海獣」というのは、正編78節で鬼界カルデラの海底火山を見に深海に行った神護と浅葱が会った怪物ですね。

正編の方では正体不明のままでしたが、続編の方では大きく関わりを持ってきます。

この辺りから、また大きく物語が進展していく予定です。



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m








中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。