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曼荼羅アート的な夢筆の抽象画『浮世』


今回のイラストのテーマは『浮世』、日常的にたまに使われる事もある(?)ので知っている人も多いかと思いますが、この言葉も元は仏教用語です。

(日常生活云々よりも、古文や和歌などの文学作品に用いられる事が多いと書いた方が良いかもですね。)

一般的にはこの世を忌み嫌い厭うような表現として使用されますが、元々は「定まらない世の中」や「常に変化し続ける世界」の事を指します。

この言葉は時代によって大きく変化し、同じ言葉でもほぼ真逆の意味(かなり要約すると、平安時代では「現世を嘆かわしいものとする"憂き世"」としての表現、江戸時代では「そんな嘆かわしい世の中なら、いっそ浮かれながら過ごしたい」といったような表現)を与えられていたりします。

当時の国内情勢や人々の心情、世界情勢や無常観などを反映し続けている言葉でもあるようです。

どんな時代でも、移り変わりの激しい世の中で多くの人々が翻弄されている事を表す言葉のようですね。

(念の為にイラストの解説をすると、前面の「泡」が儚い世の中の移り変わり、背景の「数字」が止めることの出来ない時空間の変遷、中央の「花」が移り変わりがあるからこそ美しい命の流れみたいなものを表しています。)


今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m





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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。