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#時空の森羅万象物語 第Ⅶ章第68節
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昨日は時間内に間に合いそうになかったので投稿出来ませんでしたが、今日はなんとかなりました(笑)
今章は次節までで終わりとなり、この辺りから段々と物語の終盤へと入って参ります。
(そういえば前回の解説文に書き忘れていたのですが、天馬はトルクメニスタン原産の「アハルテケ」という品種のお馬さんがモデルになったという説もあるようです。
アハルテケは金色っぽい非常に美しい毛並みを持つお馬さんなので、この物語の天馬の翼を金色にしました。)
「花筐(はながたみ)」というのは実在しない名字ですが、花をたくさん詰めた花の籠という意味を持つ言葉です。
(花籠(はなかご)は、実在する名字ですが。)
余談ですが、世阿弥が作ったとされる能の一曲としても「花筐」という作品が存在しています。
この花筐という言葉を知ったのは「日本の美しい言葉辞典」みたいなタイトルの本(高校生くらいの頃に読んだのでタイトルは曖昧)によってなのですが、こういったものを色々と読んでいると創作意欲らしきもの(笑)が湧いてきて楽しいですね。
他のキャラクターでも、この本によって名前をつけられたり何かしらの設定をつけられたりした人もいたと思います。
(いずれにしても、花筐家の話が詳しく出るのはまだ少し先ですが…σ(^_^;))
鏡祐が維新云々とか酒税法云々とか言っているのは、明治以降の酒造に関する近代化に関わる部分の話ですね。
この話も後で詳しく書いていくつもり(もちろん命魂草水の話も)ですが、現在やっている朝の連続テレビ小説「らんまん」でも酒税法云々の言及があったのでしょうか?
朝も昼もなかなかゆっくり見る時間がないのですが、ちょっと前にそんな話をしていたようなしていなかったような…(・・?
鏡祐が手に紫の炎をまとわせる場面は第Ⅰ章第3節にもありましたが、これは鏡祐が持つ魂の力の象徴でもあり、五行の力を持つ浅葱達の魂に干渉する際に用いるものでもあります。
浅葱達の持つ魂の石は、宿命物語の方でもそうだったのですが、その持ち主である本人以外の他者が触れて良いものではありません。
魂の力の石は魂そのものの欠片のようなものなので、魂の力を外に伝える事が出来るのと同時に外部からの力を魂そのものに伝えてしまう事もあります。
浅葱達の力は基本的に手を介するものなので、そこから他者の感情や悪意が伝わってきたりすると、その"気にあてられてしまったりする"わけですね。
そして故意でも過失でもその石に触れてしまった人は、特殊な力でも持っていない限りは強い反発の力を受ける事になります(分かりやすく言うと火傷とか凍傷とか)。
例外として、魂の石の持ち主が本当に心を許した人(言ってしまえば恋愛対象)は、その人の石に触れても反発は起こりません。
こういったかなりややこしい設定があるのですが、もっと例外なのが前述の鏡祐の力というわけですね。
この辺りの話に関しても、また先の方で解説しながら書いていく予定にしております。
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます (^^)
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。