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#時空の森羅万象物語 第Ⅹ章第98節


誓也が乙雛さんに言っている(というか、乙雛さんがかつて誓也に言ったという)「昔の約束」「不自由にさせない」という言葉の意味は、時空物語の続編にて詳しく語る事になります。

宿命物語同様、正編内でも続編に繋がる内容について伏線と称しこじつけまくっている部分が多いのはご愛嬌(?)ですね。



龍神が自らを人に忘れ去られてしまう事を恐れていた、嫌がっていたというのは第84節や前節の第97節辺りにも書いています。

今までも書いてきた通り、乙雛さんも織姫さんも氷雨さんも創龍地家(今節で先祖が半神半人のような存在という事が分かったかと思いますが)の巫女の血筋を引いく子孫ではありますが、それぞれに力の受け継がれ方や記憶の受け継がれ方が異なります。

その中でも乙雛さんは、第85節で氷雨さんも言及しているように、初代の巫女様とほぼ同等の力を持った特異な存在のようです。

それは初代の巫女様の再来を感じさせるものでもあり、一つの歴史の終焉を感じさせるものでもありました。

(乙雛さんの武器(神器)が鍵であるのは、未知の力を比喩的に表現したかったのと、実際に表の世界と裏の世界を隔てる扉の開閉を可能にする番人のような役割も担っていたからです。

 何故そんな役割を虹野島の龍神の巫女が担っていたのかというお話は、また続編にて書いていくつもりです。)



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m







中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。