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味方になってね

世の中には子供が欲しくても
なかなか、できない人がいる

すんなりできる人にはわからないかもしれないかもしれないけれど

辛くて苦しい事なのだ。

「まだできないの?」
心無い言葉を投げる人もいる

やっとできた子供
まだ1歳だというのに
二人目は?という人もいる

で、決まっていうのは
「心配なのよ」

心配なのよ、を免罪符にしないで欲しい

本当に心配なら、口にしないで。

私は二人目を流産してから
なかなか、二人目がなかなかできなかった。

その時の事はここに

やっとできた時
義父が末期ガンになった

義父は何も言わなかったが
義母には二人目はまだなのか

と言ってたらしい

子供好きな義父は
長女を可愛がってくれた

だから
なかなかできなくて
申し訳ないと思っていたので
妊娠を報告できた時はホッとした

ところが
病状が悪化
お腹の子に会えずに亡くなった

生前
義母が「どっちかしらね」というと
義父は「どうせ女の子だろ」と言ったそうだ。

葬儀の日
義母が私に義父の骨壷を抱いて欲しい
と言った

お墓までの移動の車の中で
私は義父の骨壷を抱いていた

義母は
「お嫁さんに抱いてもらえてよかったね、お父さん」と言った

私はお腹の子と義父が
ちょっとだけ話をしている気がした

生まれてきたのは
男の子だった

お義父さん!
男の子でしたよ!

もうちょっと
頑張れば会えたのにー

しょうがないよ

義父の声が空から聞こえてきそうだ

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