A_019 天気のいい日は写ルンです📷
気づけば1年弱記事の更新をしていませんでした。Instagramでは毎日投稿でとても元気にしています。
さてさて、みなさん「写ルンです」はご存知ですよね。
僕は、普段写真を撮るときはLeica M10-Rがメインでデジタル写真が中心。フィルムカメラも、CONTAX T2を持っているので使わないわけではないのですが、どうも手軽さが今ひとつ。金属的な重さと写りは天下一品。でも、ノスタルジーというか独特の○○となればちょっと違う。そんな時に手軽に撮り切る意味でも、僕は写ルンですを割と使います。
特に、天気のいい日は絶対使いたい!って思います。そんな写ルンですを使う時のお話が今回のテーマです。
天気で決める
写真をある程度かじっている人であれば、よくご存知の写ルンですのスペック。
フィルム ISO400 135フィルム
撮影枚数 27枚
レンズ f=32mm F=10 プラスチックレンズ1枚
シャッタースピード 1/140秒
撮影可能範囲 1m~無限遠
FUJIFILMさんのホームページの仕様欄から抜粋していますが、こんな感じ。わからない人はこのあたり「うーん」となるわけですが、簡単に言えば、人間の目に映る世界とほぼ同じ絵が撮れて、明るい場所だとしっかり写るということあ書いています。
雑に撮っても天気がいい日は、「フィルム最高!」になるわけです。だから、晴れた日にはもってこいです。僕が、写ルンですを使う理由の最初は、天気との相性。
思ったよりも簡単に手に入る
普段の撮影は、福岡で街撮りです。わざわざと言ってはなんですが、地元で撮影するときは写ルンですを使う機会はほぼありません。福岡はコンパクトな街なので人間の密集度や建物の密度が意外にある。そして、沿線沿いを除けばクルマ文化。車道が広いんですね。
ではどこで使うか?「東京」です。絶妙に人しか通らない道だとか、光の入る角度、影が織りなす景色。「東京」が全てではありませんが、地方人が切り取る東京都いう被写体はなぜか魅力あるように感じます。
そもそもアクセスが良すぎて、福岡から東京までは飛行機で1時間30分ほど。移動時間だけで見れば、新幹線で広島や鹿児島にいくのとあまり変わらず、料金もそこまで差がありません。しかも、羽田空港であればコンビニエンスストアに山ほど並べてある。現地調達が容易です。福岡で仕入れても羽田空港で仕入れても価格差はなく、現地の天気を見て最終判断できる手頃さもポイント。忘れても買い足せる、欲しい時に手に入るは移動で荷物を減らしたい僕としては最高です。
普段使う35mm画角とほぼ同じで、ピント調整が不要
最後はこれ。普段のメイン画角がフルサイズ換算の35mmと同じで、フォーカスを合わせる動作が不要なこと。f10で1mから無限遠なので見たままの景色で、1m以上離れていたらピントが合って見えること。雑に撮っても大丈夫というのはこのことです。
寄ればどの程度ボケるかもわかるので、あえて被写体に対して寄ることで表現の幅を広げられるのは近い画角で日頃から撮って慣れていることもあるし、その逆でデジタルにも同じ手法が持ち込めることを知るきっかけにもなりました。
プラスチックレンズならではの、フレアも表現の幅を広げてくれますしね。元々デジタル写真の持つコントラストや色彩よりも強めになる特性も、逆光でフレアを入れることの親和性を高めている気がします。
まとめ:フィルムで迷うならまずは「写ルンです」
1個あたりの枚数単価は高くなりますが、手頃にフィルム写真の魅力に触れたい方に僕は「写ルンです」を推します。写真の上手い下手よりも、「写真を撮っている楽しさ」を一番感じさせてくれるから絶対におすすめですね。
おすすめの書籍もこちらに載せておきます。僕の好きな写真家さんの作品も収められています。写ルンですを持ち出す前に眺めていると自分の作品撮りに幅が出ますので。
ではでは、また気が向いたら記事を書いてみようかなと思います。
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