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覚悟とは…

燃えたぎる情熱、パッションとはむしろ逆で、
極めて醒めた状態でするもの

世間では都知事選の宣教活動が大詰めですが、前安芸高田市長の石丸伸二さんは善戦しそうな雰囲気ですね。
組織の活性化には「よそ者、若者、ばか者」がカギを握るようですし、安定を求めて安全パイを引くか、未来への希望に賭けるか、都民の方の選択はいかがでしょうね。
あ、石丸さんは「ばか者」ではないと思いますが。
さてと。
タイトルの問いに対する冒頭の返答ですが、石丸伸二さんの著作「覚悟の論理」に書かれていたものを抜粋したものです。
抜粋ではありますが、趣旨を曲げる「切り取り」ではないと思います。

僕は昭和50年代生まれで「スクールウォーズ」の世代でもあり、運動部でのうさぎ跳びの効果が否定された頃の世代ですが、「覚悟」と言えば「努力」「根性」「辛抱」がリンクする世代でもあります。
なので、「覚悟」と聞くと、とにかくやる、いいからやる、嫌でもやる、できるまでやる!という、論理とは真逆の解釈をしがちな自分を感じていました。
しかし、石丸さんが言われるには、もっと論理的で勝算があっての心意気のと考えるべきなようです。
確かに、僕や、もしかすると一般的に考えられがちな「覚悟」って、玉砕戦法に繋がりそうな危うさかあります。
そこに「滅びの美学」みたいなのも作用して、「覚悟」それは華々しく散ること…みたいな、わけわからん論法になったりもしそうです。
この本を読んで、「覚悟」についての認識、解釈がアップデートされました。
「覚悟」とは、しっかり作戦を練ることで得る心意気であり、「覚悟」を胸に人事を尽くして天命を待つのが正しいのでしょうね。

日常生活の中で、あるいは人生の中で、大小色々な「覚悟」を決める必要があるのが人だと思います。
そこに論理的であること、冷静さを持ち合わせることを意識したいものです。

ちなみに書籍「覚悟の論理」の印税は、すべて広島県の安芸高田市に入るそうです。
個人的にですが、やることが粋だなと感じます。

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