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[5月]延長線上にある暮らし
5月もお疲れ様でした。
長い連休があったり、なかったり、いろんな方がいるとは存じますが
5月も無事、眠りにつきましたね。
新緑が芽吹く頃、再び海を渡った。
ただいま。
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北海道を拠点に暮らした1年間。
北海道って、何ですか。-あなたにとって。-
(そう聞かれることはこの先ずっとないだろうけれど、自分の中で纏めておきたかったりする。)
それは生まれた場所で、暮らしていた場所で、
そして、たくさんの友だちがいます。
たくさん面白いひとたちに出会った場所で、
涙が出るほどの景色に出会う場所です。
誰かに伝わってほしいけれど、どうやっても伝えきれないほどの想いが詰まっているような気がします。
全部をまとめて「北海道」というキーワードで。
その地にあるヒト、モノ、コトのそれぞれ、
またそれらを掛け合わせたあれやこれに、ぎゅっと忘れたくない時間がある。
そんな感じ。
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5月のはじまり。
帰ってきて新しい暮らしがはじまった。
どこかから続いている延長線。
また、だれかと別れて、
また、だれかと会う。
その繰り返し。
「これから、どんな暮らしになるだろう。」
そんな事を片隅に抱きながら、前月も前々月も過ごしていたけれど
全く想像ができずにいた。
心配しすぎて怯えてばかりでもいられないし、
楽しみにしすぎることもできなかった。
大丈夫かな、そんなことが浮かんでも、
友だちと可笑しな話しをして忘れようとした。
ひとりの時間も、考える事を中断した。
そして、別れに対しても
悲しみは感じないことにした。
また会えることを知っている。
もちろん、全員ではないけれど、それでも良い。
何も考えずに新しい暮らしが始まって、
ただ目の前に現れる問題を解決していく、5月のはじまり。
本当は、悲しまなければいけなかったし、
本当は考えなければいけないことも
やっておいた方がいいこともたくさんあったような気がする。
まあ、いっか。
![](https://assets.st-note.com/img/1685929632510-sQE1SglnL5.jpg?width=1200)
1日が過ぎていく。
慣れない町に立っているけれど、
見慣れた景色のような気もする。
遠くにいる人たちも、
また会えるような気がする。
私がやらなかったら、
後の私が、やらなければいけなくなる。
どこにも行かないこともできるし、
毎日すきな人に会いにいくこともできる。
黒白しかない世界じゃないから、
きっと、すきな色を選べる。
地元まで片道2時間、
北海道まで片道3時間とすこし。
新しい暮らしのはずなのに、
どこからかずっと続いているような気がする。
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