♯38 一人の利用者さんには複数のヘルパーさんで関わった方が絶対良い
みなさん、こんにちは!今回ご紹介する動画はこちらですっ。
くらんでは、ヘルパーさん一人に利用者さんの専属になってもらい、支援をお任せすることはしないようにしています。
なぜなら、一人の利用者さんには複数のヘルパーさんで関わることがとっても大事だと考えているからです!
この動画では、複数人体制で利用者さんと関わることのメリットについて解説しています。ぜひご覧ください!
ここからは、ざっくりと解説していきますねっ。
①支援の追加の希望や緊急時のサービスに対応しやすくなる
シンプルなお話です。関わる人が多ければ多いほど、支援に動ける確率が高くなります。
身体が一つだけだと動ける時間は限られてしまいますが、人数が多いというのはやっぱり心強いです。
②ヘルパーさんが休みやすい労働環境に繋がる
一人だけ専属になってしまうと、その曜日その時間は必ずヘルパーに行かないといけなくなります。
休みたくなっても、代わりに任せられるヘルパーさんがいなければ、躊躇してしまいます。
怪我などどうしようもなく休むことになった時、正義感から自分を責めてしまい、精神的にしんどくなるかもしれません。
それは、思いやりがあって利用者さんの立場に立ってものを考えることのできる良いヘルパーさんほど強いストレスを感じてしまいます。
複数人で関わっていれば、そういう心の葛藤によるストレスなんて感じなくなります。
③ヘルパーさんが一人で悩みを抱え込まなくなる
一人のヘルパーさんだけで支援していると、悩みを相談する相手を作りにくい環境になってしまいます。
『詳しい状況を知ってるのは私だけ。だから私が何とかしないと・・・ッ!』と考えてしまっては、精神的に追い込み、何か無茶な対応をさせてしまうことに繋がります。
具体的な支援の内容や利用者さん本人の事や事情を知っている他のヘルパーさんがいるからこそ、支援で困ったことや悩んでいることを話せるようになりますよね。
そうやってヘルパーさんが無理な環境で活動しないようにするための環境づくりにも役に立っているのです。
④偏った目線からの支援にならず、支援の質の向上に繋がる
三人寄れば文殊の知恵と言います。支援について考える時、より良い関わりについて意見が出やすくなる環境になります。
一人では、凝り固まった考えのせいで結局より良い支援に繋がりにくくなってしまいます。
そういう切磋琢磨ができる環境にするためには、複数人のヘルパーさんが関わる体制が必要不可欠だと思います。
全ては持続的に支援を提供し、良いヘルパーさんを守るため
【持続的なサポートをします】というのは、くらんの理念です。
利用者さんの「幸せ」を継続してサポートするためにも、複数人のヘルパーさんで関わることはとても大事なことだと思います。
また、良いヘルパーさんほど感情が豊かで、傷つきやすかったり、ストレスを感じやすい場合が往々にしてあります。
良いヘルパーさんが続けやすい労働環境を作ることが、良い支援者の集団であるためには必須だと思っています。
(閑話休題)
Q. 複数人って何人のこと?
A. 3人としています。2人では複数人体制としては薄いと思ってしまいます。
(文・栗林)
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