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♯33 あなたの周りにすぐ自分の話をして全く話を聞いてくれない人っていません?

今回ご紹介する動画はこちらです!

私たち"くらん"が考える「一人ひとりの幸せをサポートするための行動指針」についてどんどんお話していきたいと思います!

今回は「話を最後まで聞くこと」の大切さについて考えていきたいと思います。皆さんはできてますか?私は苦手です(笑)

私みたいに人の話を最後まで聞くことが苦手な人って、意外と周囲にいるんじゃないかなぁと思っているんですが。皆さんの周りはいかがでしょうか?


話を最後まで聞かなかったことによるおっちょこエピソード

言語障がいのある利用者さんの支援に入っていた時のこと。

『ティッシュ…』

と聞こえたので、「はいっ、どうぞ!」とティッシュを一枚取って渡そうとしました。

すると、

『違う。』
『ティッシュ、あとどれだけ残ってる?』

と聞かれ、間違いに気が付きました。

「あ、ごめんなさい。今取ったやつが最後の一枚でした・・・。」

話を最後まで聞かずに勝手に行動した結果、全然違うことをしてしまいました。『最後まで聞いてから動いてね』としっかり注意されてしまいました。

それからというもの、その方とのコミュニケーションでは、途中で話の内容がわかっても遮らず、最後まで聞いてからリアクションや行動をするようになりました。

とても分かりやすい例でしたね。

話を最後まで聞かなければ、ここまで意思疎通の齟齬が生まれてしまうんですね。利用者さんの生活のサポートをするというヘルパーさんの立場を考えても、きちんと話を最後まで聞くことは支援に欠かせませんね。


過度な自分語りは相手の発言する気力を削いでしまう

人の話を最後まで聞くのが苦手な私は結局、会話を自分の話に持っていこうとしがち、という癖があるんです。

つまり、相手の会話をきっかけに、自分が喋りたいことをしゃべりだしてしまうんです。時には相手の発言を遮って話し始めてしまいます。

そういう場合多くは、相手の発言を遮るような食い気味の相槌を打ってしまっていたり、最後まで聞かずに憶測で返答したりして、無意識に相手の話す意欲をそいでいるんです。


話が途中でできなくなったら"悲しくて寂しい"

自分が話していたのに途中で遮られて、話し終われなかった時って、ちょっと悲しいような寂しいような気持ちになりますよね。

改めて聞かれても、何を言おうとしてたのか分からなくなって、話すことをあきらめてしまったりもするでしょう。

こういう経験が続けば、相手がバランスをとって聞き役になってしまい、自分の話をしようと思わなくなってしまいます。

要望や希望を聞き取れるヘルパーさんになるためには、そういう関係性ではなかなか実現できないですよね。


話しやすい雰囲気を作る【おしゃべり上手】と、実際に話してくれた時にちゃんと最後まで話を聞く【聞き上手】の両立

例え自分の話だろうと、楽しそうに話す人に対して、人は「話しやすそうな人だな」という印象を受けます。

これはくらんの理念を達成するための行動指針の一つ、【話しやすい雰囲気を作る】ことに繋がっていると思います。

だからこそ、聞き役としての役割も出来るようになれば、もっともっと良いですよね!そういうヘルパーさんを目指していきましょう!!

と、自戒を込めて今回の記事にしたいと思います^^;


(閑話休題)

自分の話ばかりする癖はホント恥ずかしいんです…。「それで言うと僕もね、」が口癖なんですよね(笑)

そんな私は、最近人の話を聞く時に注意するようにしていることがあります。

それは、相手の発した言葉一つひとつを受け止めながら聞くよう意識することです。一言一言をしっかり脳に落とし込むイメージで話を聞くんです。

そうすると、自然にリアクションが相手への質問になるんです。「いつからなんですか?」とか「それってどんな感じなんですか?」とか。相手の話をもっと聞きたくなるんです。

きっと聞きながら自分の話を考える隙を与えないようにしてるからでしょうね。

結構効果的です!ぜひ自分の話大好き好きくんの方々は、試してみてもらいたいと思います!

(文・栗林)

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