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♯32 良いヘルパーさんの定義

今回ご紹介する動画はこちらです!

この動画を皮切りに、私たち"くらん"が考える「一人ひとりの幸せをサポートするための行動指針」についてどんどんお話していきたいと思います!

今までは職場の環境や、周囲の人との良好な人間関係を築くための行動指針についてご紹介していました。次は、主に利用者さんとの関わりについてのお話になってきます!


関心を持つことは良い支援に必要不可欠

有名な名言にもあるように、「好き」の対義語は「無関心」なんです。

嫌いという感情は、「嫌い」と思う道程でその人のことを考える時間があります。その時間すら持たないというのが無関心の恐ろしさです。

さて、今回はヘルパーさんが利用者さんと関わる時に大事にすることのお話しでしたね。

こうなると、もう言いたいことがわかるんじゃないでしょうか。

相手に関心を持たずして良い支援はできないと思います!


関心を持つことは私たちの理念を根本から支えている

私たちは良いヘルパーさん像を理念として言語化しています。

良いヘルパーさんとは、「一人ひとりの幸せをサポートする」ヘルパーさんです。

これをさらに細かく解説します!

ここでの「幸せ」とは【当たり前の生活ができること】と定義しています。

そうなると、【一人ひとり】というのがポイントになってくるのがわかるでしょうか?

つまり、幸せの感じ方(当たり前の生活の形)が、人によって違うんです。

例えば、お風呂の入り方。洗い方も人それぞれです。頭から洗うのを当たり前と思っている方には頭から洗う支援を提供すべきですよね。

次には、洗濯物の干し方。ハンガーの使い方や干し場所など、人それぞれです。利用者さんの当たり前と思っている方法に合わせた支援をすべきです。

さらには、外出支援。外出の目的や行き先も人それぞれです。したいことをする、行きたいところに行く、という当たり前をサポートすべきです。


関心を持つ=相手を知るための「手段」

前述したとおり、人それぞれ違った「当たり前の生活の形」を持っているので、その違いに合わせた支援をすべきだと言いました。

では、そのためにはまず何をするべきなのか。

それは、相手の考えを知ることです。

どういう生活を当たり前と思っているのか、どういうことがしたいと思っているのか、それらを知らないままではサポートできません。

そこで!利用者さんの当たり前の生活を具体的に知るための「手段」として、関心を持つという心構えが必要になってくるんです!

無関心では相手のことを知れません。関心を持つことで相手に注目し、聞き、話し、気づいていけるんです。

そうすることで、利用者さんが考える幸せな暮らしの実現をサポートするヘルパーさんが出来上がっていくんだと思います。

まずは、相手に関心を持つことから始めてみませんか??


(閑話休題)

「好きの反対語は無関心」という名言、確かマザーテレサの名言やったよなぁと調べてみたところ・・・。違いました!違うんですって!

ハンガリー出身のユダヤ人作家、エリ・ヴィーゼルさんの言葉だそうです。

へぇ~~。

このヴィーゼルさん、色々なことの反対語を「無関心」と考えてるみたいです。

例えば、「美しさ」の反対も「無関心」。「生」の反対も「無関心」。

言われてみれば、ピンとくるようなこないような・・・。

(文・栗林)

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