わかる、わかるな~、その気持ち 210615
「そこまで好きなんか? 足の裏…」
匂いも好きやし、動くのおもしろいやろ…。父さん噛んだことないのに、何でいつもそういうこと聞く?
「そりゃあ、いつも噛みつかれたら歩きにくいで…」
…保護犬シーズー(名はおかづ)…
そうか?私の目線にたってくれりゃ普通やで…他は靴下、スリッパ、シャツ、パンツ、これらって体の匂い隠せん所やろ…好きなんやな…。別にええやろ…自分と違うのが変だと決めるな!
「そうやな…でもな~…。ほな、顔や鼻は何でなめるんや?」
匂いと、柔らかさと……。ま、相手して欲しいだけなんや…。
「そうか~、可愛いなぁ。相手するからな…なめ続けは止めてくれ…」
「もう一つお願いや…鼻は…。鼻は噛むな!…指も噛むな!…噛むのは反則やで!」
怒られて…
落ち込むそぶりで玄関に…
とぼとぼ…?
何やら音が…?
どや?
「うぉ~…その靴も持ってくるんか!重いやろ…』
「すごいな!上手や器用やなぁ」
すごいやろ…。
「あんた!…褒めるから、おかづが止めんやんか」
うぉ~、母さん…。
「ちゃんと直しとき!」
はい……。
どや?
「うぉ~!履けるんか?」
「すごいね~🎵…父さんのやったら好きにして~」
「今度、おかづの靴買う?…」
「あんたって…」
…保護犬シーズー(名はおかづ)…
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?