秋の土掘ることだけは出来るかも 「いや、隠すものはないで…」
父さんが穴を掘っている…。
「何か隠すのか?」と聞くと「なんでやねん…」と言われた…おかづ…
「穴掘ってんちゃうよ。また植えるために耕して石灰まく」
どうも何か植えるらしいが…「今から…何を作るの?」と聞くと
「ほうれん草と春菊とサンチュ」「ほう…」おかづの知らないものだった。食えるか?
しかしまぁ、父さん達人間はずいぶんと地道に生きているもんだと感心した。おかづたち犬は食べ物を隠したりすることはある。が、植えて育てるなどということを考えたことすらない。
もしや…?鶏や豚を植えればいつでも好きなときに食えるのか…?と想像した時
「あほか…?!」と言われた。
しばらくして「おかづ、ちょっと中に入っといて」と部屋に戻され、窓越しに眺めていたおかづの先で父さんが何か白い物をまいた「何を蒔いた…?」「石灰まいたよ…」
「何それ…」「カルシウム補給とか酸化した土をアルカリ性にする物…やな」
「ふ~ん…」興味はない。
「種はいつ蒔く…?」「2週間後かな…」
「いつ出来る…?」「まぁ来年やな…」
「頑張ってな…」とだけは言っておこう。
さて、晩ごはんで
「父さん何それ?」「ピザや…自家製やで。残しとくから、はしっこのちょっとだけ朝あげるわ」
「おおっ~…ほんまか」
よし…
はよ寝るわ秋澄む朝にピザ食える
楽しみや~
はよ寝るも見入ってしまう星月夜
きれいやな…
十三夜眺めつつも目を瞑り
夢のよう…zzz
目を瞑りふんわり秋の土の中
秋の土暑さ寒さで芽ものびる
「お~~い芽が出たで~!」…、
夢見た…!
今「種」になってた…😳
「おっはよう~」
爽やかに起きられた朝ピザ食える
すごいな…
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