見出し画像

目標達成速度が3割アップする質問 #1スケーリング

スケーリングとは?

自分の立ち位置を知りたい。
そんな時、あなたはどうやって考えますか?
言葉だけであーだーこーだと考えるのもいいですが、ここである技法を使うことで、これまで見えなかったものが見えてくるかもしれません。

その技法とは、「スケーリング」。
「スケーリング」とは、読んで字のごとく、
「スケール(ものさし)を当てる」ということです。
具体的には、
「100点満点で何点かな」
「理想の状態を10とすると、今の自分はどれくらいかな」

などと考えてみる、ということです。

つまり、

今、自分がいる場所は、理想からどれくらいの距離にある?

ということを、数値化して考えてみるわけです。

こちらの記事もとってもわかりやすいですよ☆↓


スケーリングってたとえばこんな感じ。

例として、「note投稿をがんばる」という目標について考えてみましょう。

問1.その目標に対して、現状は10段階で何点ですか?
うーん、3点くらいかなあ。

問2.0点や1点ではなく3点なのはどうして?
気が向いたときには書いてるから2点!
書いたら10個くらいは「スキ」をもらえるからプラス1点で、合計3点!

問3.じゃあ、10点ってどんな状態?
それは…毎日投稿して、フォロワーも1日数十人ずつ増えて、いいねが3桁つくくらいの状態、かな。

問4.今のあなたがめざすべきなのは何点?
そうだなあ…いきなり10点はめざせないよなあ。
とりあえず7点くらいめざしてみる?

問5.その7点とは、どういう状態ですか?
週に4回くらいは投稿していて、「スキ」が30個くらいもらえる状態!

問6.現状から1点だけ上げるとしたら何をすればいい?
最初の一歩かぁ…
気が向いたときに書くのではなく、週2回の投稿をめざす。
そのためには、毎日の生活の中に少しでも執筆の時間をとる、ということかな。

こんな感じです。
どうですか?
言葉だけであーだこーだ考えるのと、ちょっと違いませんか?


スケーリングを使うことのメリット

スケーリングを使うと、どんなメリットがあるのでしょう。
大きく3点にまとめると、こうなります。

1.自分を客観的に見られる
2.理想の状態を言語化できる
3.現実的な目標設定ができる

1.自分を客観的に見られる
「どうも今の自分は、理想の状態ではないようだ」
そう考えはじめると、人間は必要以上に自虐的になります。
一方、必要以上に自分に甘くなることもあります。
スケーリングを使って数値化することで、そんな近視眼的になりがちな自己理解を、客観的なものにすることができるんです。

2.理想の状態を言語化できる
理想の状態って、曖昧模糊としがちです。
なんだかわからないけどすごいもの、というふうに。
でも、それくらいの解像度では、到底近づけないんですよ。
スケーリングを使い、「10点満点ってどういう状態だろう」と考えることで、理想の状態が射程範囲内に入ってきます。

3.現実的な目標設定ができる
なかなか目標や願望が達成できないとき、あなたは、高すぎるゴール設定をしている場合があります。
スケーリングを使い、「あと1点上げるためには?」と考えることで、次の一手を堅実に決めることができます。


スケーリングは、セルフコーチングでも使える

いかがでしたか?
この「スケーリング」、コーチングセッションだけでなく、セルフコーチング(自分で行う、自分のためのコーチング)でも使えます。

どうも、最近うまくいってないことがある…
達成したい目標があるのに、なかなか近づけない…

そんな時は、この「スケーリング」を試してみてください。
突破口が見えてくるかもしれませんよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?