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Vol.66 熟達度の違いで直感の精度が変化する

みなさん、こんにちは。
清水優也と申します。
今回もご覧頂き、ありがとうございます!

直感の力を信じますか?
僕は直感力。つまり、感覚の力って非常に強いと思います。

ホームランのインタビューでこんな回答をする選手が2人居ました。
「来た球を感覚で捉えて打っただけです」
この言葉の質にはどれだけの差があるのでしょうか?

【感覚とは、"経験"から成るもの】

冒頭にあった、ホームランのインタビュー内容の、「来た球を感覚で捉えて打っただけです。」
このコメントをプロ野球3年目の人が言うのか、野球を始めてから3ヶ月の人が言うのかで、"感覚の質"が違うと思います💡

おそらく、プロ野球3年目の方は、さまざまな経験を積まれていると思います。
さまざまな球種やコース、タイミングに対応せざるを得ない状況がたくさんあった上でのこのコメント。

反対に、野球を始めて3ヶ月の人は、プロ野球3年目より圧倒的な経験不足と対応できる幅が異なり、偶然に偶然が重った結果、このコメントができると思います。

自分がよく経験した分野について思い返してみてください。
その分野において、スタートして3日目や1ヶ月目の人が「感覚ですね」と話していたら、「それは違うだろ!」と言いたくなると思います💡

【直感の質は、経験値の差】

直感とは、"意思決定"のスピードを早くすることだと思います。
何も考えずに判断をするというわけではありません。これまでの経験を踏まえて、"どちらを選択するとより効果的なのかを知っている状態"ということです。

何かを選択するときに、1〜10を知っていて5を選択するのか。1〜50を知っていて35を選択するのか。はたまた、1〜100を知っていて80を選択するのか。
選択肢の幅を持っておくことで、選択の質が上がってくるということです。

つまり、選択肢の幅を広げるには、経験値を積むしかないということですね。
どの幅で選択していくのかで得られる結果は大きくことなると思います💡

【まとめ】

経験値が全てを凌駕します。
経験の幅が意思決定のスピードに比例して、その意思決定のスピードが得られる結果を変えていきます。

感覚で捉えるには、相当の時間と労力と分析が必要です。どれだけ、自分の経験を言葉で表現できるかが重要になってくると思います。
その言語化も、経験が無ければ言葉にできません。

だから、実際に動いて、感じて、言葉で分析する。というサイクルが効率の良い経験の積み方だと僕は思います。
全ては行動から生まれる。


P.S
経験値から、未来を予測するのは膨大な情報量が必要だ。常にそのことを考えて思考を巡らせることが、最高の状態を創れるであろう。

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