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間違いなく、もっと大きくなる。

こんにちは!1ヶ月更新をしていない、noteヘビーユーザーのゆうきです!

今回はスタジアム調査、ではなく。

J2ベテランこと我がレノファ山口FCが募集している「(涙なしでは読めない)2023シーズンのレノファエピソード」について書こうと思います!

何やら優秀作品に選ばれると景品があるそうですが、、、。良いものを書こうと考えずに、自分が印象に残ったシーンを素直に書いていこうと思います。

ズバリ今回のテーマは「最も印象に残った試合」です。

最優秀賞目指して頑張ります。どうやらボリューミーになりそうです。皆さまよろしくお願いします。

では、本日のスターティングメンバーです。


0、なぜこの試合を選んだの??

結論から言いますと、2023年最も印象に残った試合は、8月26日のホーム甲府戦です。
これに関しては迷うことなく一択です。

留学前最後の試合

去るなんて大袈裟に書きましたが、卒業だとか転勤だとかそんなのではありません。

大学のプログラムで、9月から半年間ハンガリーへ留学することが昨年の冬から決まっていました。

ウチの学部では、国際的に活躍できる人材の育成を目指して、大学に払う授業料で留学に行けるプログラムが用意されています。
それに魅力を感じ、入学を決める人はとても多いです。私の同級生も、6〜7割が夏から秋にかけて留学をスタートさせていると聞いています。

例に漏れず僕も留学を決めた人間なので、この試合がラストマッチ、というわけでした。

半年留学の決め手

皆さんは半年の留学を長いと感じますか??

実はうちの学部、留学を半年するか1年するか選択できます。

そして、多くの学生が1年を選択します。

そんな中、僕は半年を選びました。なかなかそんなやついません。行かないか、1年行くか。大半の学生がそのどちらかを選択します。

それでも僕が半年間の留学に決めた理由の一つにシンセダイがあります。

1、シンセダイの存在

シンセダイ誕生の経緯


少しだけシンセダイ誕生のお話をします。

昨年10月に、たまたま小山会長と数人の大学生でお話しする機会がありました。
若者を試合に呼び込みたい、アツいゴール裏を作りたい。そんな志を集まった数人で想いを共有し、大学生サポーターグループを作ろう!ということでシンセダイが誕生しました。

なんやかんやあって(おい)部長に適任だということで、シンセダイ部長に就任しました。
グループをまとめる役割はとっても好きだし、自分でも向いてると思っていたので推薦された時はすごく嬉しかったですが、Jリーグを見始めてまだ1年も立っていなかった当時は、右も左もわからず、部長でいいのかな、とも思いましたが、それでもここまでハマったレノファだ。大好きなサッカーだ。ということで断る理由がありませんでした。

むしろこれから始まる未来にワクワクドキドキしていました。

本格的に活動を開始した2023シーズン

シンセダイが本格的に活動を開始したのは今シーズンに入ってからでした。メンバーは4人でのスタート。
何からやればいいのか、ノウハウも特になく、経験ある大人たちのアドバイスや、自分たちが無理のない範囲でできそうなことを考え、実行しました。

初めに取り組んだのは煽り動画の作成でした。ホーム開幕戦で一部のサポーターさんに協力をお願いし、観た人が少しでもスタジアムでの観戦に興味を持ってくれたらいいな、と思いYouTubeに動画をアップロードしました。

次に4月上旬のホーム栃木戦で、場外ステージでのトークショー出演の機会をいただきました。


多くの方にシンセダイの存在を知ってもらえたのはこのトークショーがきっかけだったと思います。

「すごかったよ!」「よくあんなに喋れるね!」「素敵!」

そんな言葉を多くいただきました。シンセダイこっち来て!そんな風にゴール裏でも声をかけてもらえてとても嬉しかったのを覚えています。

メンバーみんなで平日にアウェーの地大分で応援もしました。

たくましい1年生や、力になる同級生も入ってきて、より一層活動の幅は広がりました。

5月には周南で合同大学祭に出展。

6月には山口大学の七夕祭でブース運営。

7月には宇部PVのお手伝い。


湯田の温泉街や県内大学の周辺にレノファのポスターを貼りに回って宣伝もしました。

サポーター仲間や、声をかけてくれる人も増えて、たくさんの方からあったかい愛情をいただきました。

シンセダイのことを知って、お話を持ちかけてくださる方、企業さんも現れ始めた時は、こんな僕たちに、、、できたてなのに、、、ありがとうございます泣。となっていました

好きなチームを追いかける仲間たちと、面白おかしくお話ししながら、山口のために自分たちができることをちょっとずつ取り組む。不器用で、みんながあっと驚くすごいことはできなかったけど、シンセダイのメンバーたちと夢中になる時間はそれはもう世界で1番幸せな時間になっていきました。

あの部長すごいわ、となるような活躍はできてないけど、みんなが楽しい時間を過ごせる1つの居場所を作ることはできたのかな、と思います。
一緒に活動してくれたみんなに感謝。ありがとね。

1シーズンまるっとかけたい(本題)

こんな風に、シンセダイを語ろうと思ったらいくらでも書けちゃうわけです。(読んでくれた方ありがとうございました)

本題に戻します。なぜ半年の留学を選んだのか。


それは、半年で帰ると、大学2年生の2月に帰国できるからです。

これはすなわち、レノファを1シーズン通して応援できるということ!

1シーズン目は大学1年生の4月から11月。
2シーズン目は大学1年生の2月から大学2年生の8月でストップして、留学へGO。

もしここで1年留学をすると、、、
3シーズン目が大学3年生の6月から11月。
4シーズン目(大学最後の年)は就活が本格化、と、きちんとシーズン通してレノファを応援できないし、何よりシンセダイで活動できない。

それは嫌だ!!

ずっとずっと何年もヨーロッパへの憧れはある!けどこの素敵な仲間たちと、素敵なクラブを盛り上げたい!大学生活を捧げてシンセダイ頑張りたい!

両方の目的を達成できるのが、留学を半年にすることでした。

大学生活最初で最後のまるまる1シーズン通してのサポート。どうせならシンセダイと全力で、自分の持ってる力をかけて、何ができるかやってみよう!

留学先でヨーロッパのサッカーを見てきて、何かレノファとシンセダイに還元しよう!
帰ってきたらまたこれまでみたいに、いやそれ以上にみんなでアツくアツく維新を盛り上げに行こう!いろんなことしよう!

まるまる1シーズンシンセダイで動ける、最初で最後の1年。絶対に頑張ろう。

そんな想いで半年の留学を決意しました。

2、いざ試合

成長を感じる


さて、シンセダイの過去を回想したところで、試合の日に入っていきましょう(要約)

この日もある企業さんとの協力が決まっていて、これからのイベントのために一つ動画を作ろう!ということで、開幕戦ぶりにサポーターさんたちに協力をお願いして動画の素材集めから始まりました。

さすが、半年間で成長しましたシンセダイ。
「大学生サポーターグループなんですけど〜」などの説明がいらない場面が増えました!
名が知れ渡ってる、信頼されてる、と感じた時は胸がじーんとあったまりました。

企業さんが動画を編集してくれるということで、撮った動画の素材を送って、さて応援スタート

下位に沈むレノファは1つでも多くの勝ち点を積み上げなければいけない状況。
相手は昨年J2から天皇杯優勝を成し遂げたヴァンフォーレ甲府。

シーズン最高の90分


いつものゴール裏、最後の90分間。来シーズンまでこことはおさらば。全力で飛び跳ね、少しでも選手の背中を押せるように声が届くように、叫び歌い続けた90分。

後半アディショナルタイムにそれは起こりました。

ファイナルサードの入り口でボールを受けた五十嵐。運んで運んで、右足を振り抜きシュート。

スローモーションのように見えたボールは、ゆっくりとゴール上隅に吸い込まれていきました。

誰もが息を呑んだ。山口県民の期待をのせたボールは、ゴールネットを揺らした。

決まった瞬間に、止まっていた時が動き出したかのようにみんなで大騒ぎしました。

最後の試合で3-2の劇的な勝ち越し弾

やっぱりこのクラブは裏切らねぇや。

3、試合終了

どっちが花だよ

試合終了後。ゴール裏の幕やビッグフラックの片付けを手伝って、ひとしきり芝で遊んで、さぁ維新にさよならを言う時間だ、のはずでしたが。

うちの部員がそうやすやすと帰らせるわけがありませんでした。

サプライズで色紙に花束、No.7のタオルをもらいました。


実を言うと、試合前やハーフタイムにやけにソワソワしてるなぁ笑 って若干勘づいていました笑

それでも大好きな人たちからもらうプレゼントは最高に嬉しいものです。そっかぁしばらくお別れだな、と改めて実感するとともに、これハンガリーに持ってこ笑、と決めたシーンでもあります。

花束なんてもらったのは生まれて初めての経験です。
と思ったけどすでにシンセダイメンバーというたくさんの花に囲まれていました。

延長戦

もらったプレゼントとメンバーと一緒に写真を撮って、さぁ1日お疲れ様、帰ろうねーとなるはずでしたが。

メンバーのおうちで飲もう!の流れに。
お酒は強くないし疲れたし家帰ろうかな、と思いましたが若干押され気味で行くことに。

荷物を自分の部屋に置いてからお呼ばれした豪華アパートに向かうと。

もう大好き。

帰る気満々の俺をよくサプライズを悟られずに連れてきたな。笑

そんな遊び心満載のメンバーに囲まれてみんなで楽しくお食事。

いい人たちに恵まれました。自分ってこんなに祝われる人間だったか。よかった。
離れるのは寂しいけど、帰ってくるのが楽しみだな。

そんなことを考えながらケーキを食べ、素晴らしい1日を終えました。

4、まとめ

4000字弱読んでいただき、ありがとうございました。ここまで書いた今、「何書きたかったんだっけ?」の状態に陥っています。

1番上までスクロールして、最も印象に残った試合、について書いていたことを思い出しました。

どちらかというと「最も印象に残った1日」でしょうか。半分くらいシンセダイの回想シーンでしたか?

結論、僕は山口にできた、このレノファ好き好き大学生団体が大好きだということです。それをたくさん感じることができたのが、ホーム甲府戦の日だった、というわけです。

面白く楽しいメンバーたちと、シンセダイをもっと拡大させながら、いろんな人を巻き込んで、レノファ山口のサポーターを大きくしたい。そのために大学生活をシンセダイと共に駆け抜けたい

あなたの大学生活は充実していましたか?何をしましたか?と聞かれた時に、胸を張ってシンセダイで活動したことを話せるように、そしてそれは自分だけじゃなくてみんながそうであれるように。

ここで一つの物事を追いかけて夢中になれる環境を作れるように。


気がつけば留学ももう折り返しを過ぎて、帰国に向けてちょっとずつ準備を始めなければなりません。

シンセダイ、この秋からオータムフェス、TV出演、個サルの開催など、これまでとは打って変わってどんどん新たなチャレンジをしています。

びっくりするほど早く成長し続けています。ハンガリーからではとても着いていけないくらいには。

シンセダイは間違いなく、これからもっともっと大きな団体になります。その中で僕もシンセダイの1人として、もっともっとみんなを支えたいし、留学を通してひとつ成長した心と姿で、いろんな事にチャレンジしたいです。

どうか、これを読んでくださってる皆さまには、ちょっとでもいいのでシンセダイのSNSをのぞいて、今後の活動を見ていてくれると嬉しいです。


書きたいことをバーーーーっと書いて、結局2023年レノファベストエピソードはちょっとしか占めていないような気がします。

そろそろお別れの時間でしょうか。
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました。

来シーズンもよろしくお願いします。

ゆうき


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