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Di(e)ry⑤ 退職を申し出た時の話
どうも、於采(おと)です。
1月に投稿してから3ヶ月経ってた。
この3ヶ月であった出来事といえばなんだろうね。
やっぱり1番は新年号が発表された事じゃない?あれは、本当にドキドキしたな。
そんな中、どんなに大きなニュースが舞い降りても、変わり映えしなかった私の人生が少し変わる出来事があった。
今月の始めあたり、私は退職願を提出した。
過去のnoteにもなんか色々書いていたけど、私は世間から見たらヤバいよって言われる会社に勤めてる。
完全なるブラック。
勤務時間は、毎日余裕で10時間を超える。
残業代は出ん。
業務が終わっても、仕事の連絡が沢山くる。
執拗なパワハラ。
その時の感情で周りを振り回しまくる上司。
給料も幾ら頑張っても上がらなかった。というか、私がADHDでろくに仕事が出来ないと判断されて減った。
私が1番辛かったのは、上司の執拗なパワハラだった。
自分の気に食わない事がおきれば、その場の感情でバーっと言葉を放射する。悪くないことしてないのに、私が悪いように言われるんだよね。
その上司が原因なのか、私が新卒で入社してから3年で9人が辞めていった。
ほとんどの人が3年も立たずに辞めていって、今私が1番長くて4年目。3年目が1人。あと4人いるけど、みんな中途で入社1年目かそれ未満。
そんな会社に、退職したいと告げ始めたのは昨年の9月。これまで計3回も話をしている。なんで3回も言ってるのに今まで辞めれなかったのかをまとめてみた。興味のある人は見てね。
・1回目の退職を告げた時
最初に伝えたのは、昨年9月。上司には相手にされんわこりゃ。と思って社長に直接伝えた。この頃既に辛くてしんどかったけど、この仕事向いてないなって感じるようになって、自分のやりたいことをやりたいという気持ちの方が勝ってたから、「本当にやりたい事があるからやめたい」と伝えた。
その時は、分かったと言ってもらえて、上司にも直接話をしてみてと言われ終わった。
だけど、その日の夜に上司から電話がかかってきた。
「なんで私に直接言わないの?まだ仕事も1人で一人前に出来ないのに、それを考えるのは許しません」
おー、なんて事を言われるんだ。これこそパワハラ発言じゃないだ?
これを言われた時は、衝撃すぎて開いた口が塞がらなかったな。
会社のトップってこんな事言う人ばかりなの?私の人生の選択を否定された気分になった。
・2回目の退職を告げた時
それから3ヶ月経った12月。
上司に言われた一言に疑問を持ちながら仕事をしてきたけど、やっぱりこの仕事無理だと思って、今度は上司に2回目の話を持ちかけた。
この時の上司の様子は、あの夜の電話と正反対で驚いた。
1回目に社長に言った事と全く同じ事を伝えたら、「気持ちはよく分かった。おいおいその話はしよう」と言われた。
普通に話を聞いてくれて、私の思いを受け止めてくれたんだと思ってあの時は本当に嬉しかったよ。
だけど、会社の規則で辞める時には2ヶ月前に言うことって書いてあったから、2月に辞めたいですって伝えたら、それは早くないか?と言われた。
えっ?規則で決まってるんじゃないの?って頭にハテナが浮かんだ。これは、ちゃんと辞めれるのかどうか怪しいなぁ…。
・3回目の退職を告げた時
それから4ヶ月。
まぁ、予想は的中したね。今月になるまで、上司から退職についての話は一切無かった。なんなら上司の仕事や、蒸発してしまった社員の仕事、その他の人の仕事の手伝いとかどんどん増えてた。
辞めたいって伝えたのになんでだ?
この時にはもう、今まで受けた理不尽とかパワハラにだんだんと耐えれなくなって、会社の方針ややり方に納得出来ない事があふれていた。
心の何処かにある、爆発する感情を押さえてる蓋が取れてしまった。
これまで2回も話をしてきたのに流されていたから、いよいよ退職願を書き、翌日に上司を呼び出して提出した。
分かっていたことだけど、出してすんなり話が進むわけがないよね。
「何でこんな今人が足りてない時に辞めるの? 1人長期で休んでて、その人の仕事もしないといけないのに。そもそも、みんなも私も自分の仕事をするのに手一杯なのに誰があんたの引き継ぎ出来るの?今のこの状況見たら分かるでしょ。ちょっとそれは無責任じゃないの?兎に角、私は許しません。だけど、これ(退職願)は私だけでは決めかねれないので、社長に出してください」
はいー、言われましたー。
この話をする前に、沢山ネットで言い方とか、対処法とか調べて挑んだけど断固として拒否されたね。辞めさせて頂きたいですと伝えたら、上司に上記のような言葉を散々と浴びせられた。この時に、もう心身共に疲れて耐えられないと言おうとしたけど、社長に話をしてくれと言われたから、翌日社長と話をした。
「やりたい事があるから辞めたいと、2回も話をしたのに相手にされなくて、今まで理不尽な事とかあっても我慢して頑張ってきたけど、これ以上我慢するのは難しくなりました。理不尽な言動に心身共に疲弊して、これ以上ついていけないと思ったので辞めさせて頂きたいです。」
とはっきり社長に伝えた。
社長は上司と違って、私の話を真剣に聞いてくれた。反論とかしないでちゃんと聞いてくれたのが、私にとってすごく嬉しかった。
社長からは、「分かった。では、残りの時間はきちんと自分の仕事をして、引き継ぎもしっかりしてください」という言葉をもらい、私は5月末で退職する事が決まった。
以上が、私の3回に渡る退職話。
思った以上に長くなってしまって自分でもビックリしている。
この話の続きを少し書くと、後日上司から連絡があって、こんな人手不足に辞めるのは私は認めませんからと一言言われた。どんだけ辞めさせたくないんだろうね。でも、社長が認めてくれたから私は5月末で退職します。
今回のこの一連の流れで思ったことは、
本当に辞めさせてくれなかったら、自分の正直な気持ちをはっきり言う
ってことかな。
色々調べてて、退職の話をする時は、会社の不満などは言わないであくまでも自分が辞めたい事だけを話するって色んな所に書いてあったけど、自分の都合ばかり話ししてたらダメだなと思った。会社に不満があって辞めたいんだったら、不満な所も言った方が良いと思う。
途中で労基に行こうかとも思ったけど、労基に行ったら今後の会社運営にも傷がついてしまう事があるから、「損害賠償請求するぞ!」って脅されたり、本当に最悪な事が起きた時に行った方が良いなとも思った。本当に最終手段で行った方が良い。
私は最初、退職の話を持ちかける時に、今辞めたら周りの人に迷惑がかかってしまうって思って中々踏み出せなかった。だけど、これからの自分の人生を考えた時にここで言わなかったら後悔するなって思った。
確かに、辞めたら誰かしらに迷惑がかかっちゃうけど、ここだけは自己中で動いて私は良かったと思う。
勇気出して、退職を申し出て良かったよ。
これからは、私のやりたい事をとことんやっていこう。
#コラム #仕事 #退職 #ブラック企業 #日記 #社会 #日常
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