とにかく食べて生きる_チュニジア

チュニスの旧市街も楽しかった。
イスラム圏の旧市街は、どこも旧くて人が生き生きとしてて、そして楽しい。
生活者の喜びを感じる。

ひとりで海外を旅する中でとにかく当て所なくぶらぶら歩くのが好きだ。
それが、その国らしさの残る、旧市街だとわたしのテンションは数倍に跳ね上がる。

この日は夕飯には少し早い時間だったけど、この後に宿の近くのオサレカフェでビールを飲もうと考えていたから、早いけどここらで夕飯を食べておこうかと思っていた。

そして、テーブルが2つしかない通路に張り出した食堂風な店で、ひとりでご飯を食べてるこのおじさんが目に付いて、思わず立ち止まってしまった。

おじさんは目配せで目の前座りなよ、と、合図し、わたしは遠慮なく向かい合った。

そして、食えよ、と、料理を目配せしてそのまま意に介さず豪快に食に向かった。

メシはこうやって食うんだぜ、と、ばかりに。

食う気があれば、どうとでも生きていける。
そんなメッセージを受け取った。
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