コロナが収束しても、私はnoteを書き続けるだろうか。
ここ1週間、noteに投稿していなかった。実は、4月から完全にストップしていた仕事がここ1週間で動き出したのだ。久々に感じた忙しさだった。正直、noteを更新する時間と気持ちの余裕が無かった。私にとってnoteって何なんだろう。
私がnoteを始めたのは、コロナがきっかけだ。あまりにもやる事が無くなって、何かしたいと思った時、以前から興味があった「書く」ことをしてみようと思い立った。
結構、というか、かなり楽しかった。仕事は無くなったことの鬱々や、世の中がどんどん暗くなっていく中で、自分の考えを自由に発信して、何人かの人が、それを読んでくれている事は私にとって救いになった。
そう。楽しみというよりも、noteに助けられたような感じかな。
だから、先週まで、数日に1回は更新して、その時の自分の気持ちを吐露したり、書いたものを見返して自分を振り返ったりしていたのだ。
が、ここ1週間、急に仕事が動き出した。
打ち合わせやら、事前準備やら、新たに提案する事などが出てきて。現実世界が一気に色を帯びてきたのだ。
気づいたら、noteを更新していなかった。というよりも、noteを更新しなくても、自分を保つ事ができたのだ。
さて、ここで考える。
noteは私にとって、何だろう。
緊急事態下の単なる暇つぶしだったのだろうか。
「書きたい」というあの欲求は、仕事がない事で満たされない承認欲求を満たすためのものだったのだろうか。
そう思いながら、今日、ここまで書き綴ってきた自分のnoteを一通り読み返すという事をしてみた。なかなか興味深かった。
あの日、あの時に、自分が感じた事。それらが、やや抑え気味に、でもそれなりに正直に表現されている。実は、投稿せずに下書きで終わっている記事が何本かと、小説が1本ある。どうしてこれを書いたのか、なぜ投稿しなかったのか、それらを思い出すだけで、この数ヶ月自分が過ごしてきた時間が蘇り、なんとも言えない気持ちになった。
そして、思い出した。書く事が無い時はいくら書き始めても先に進めなかったものが、書きたいと思った瞬間、瞬く間に書き上げていた事も。
うん、やっぱり書きたかったから書いたんだな。書かずにいられなかったから書いたのだ。
そして、やっぱり書く事は好きだし、書く事は私にとって必要だ。
だから、私の場合、これで良い。毎日、毎週、書く必要なんて無い。
そう思ったら少し楽になった。
書きたくなったら、その衝動にまかせて書こうと思います。もしかしたら明日かもしれないし、来月かもしれない。
それまで待っててね、そしてこれからもよろしくね、note。
とりのこ
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本当は小説が書きたいです。