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アジャイルの壁

久しぶりにアジャイルという言葉を使った気がします。
昨今は、TOCにどっぷりでした。

ゴールを意識するのと、フォーカスする点は全く考え方が同じですし、
なんとなく、過去の経験からアジャイルという言葉を避けていました。
加えて、TOCの方がゴール意識やフォーカスする効果を説明し易いので。

今は、むしろ使った方が良い時代になった?!

手段の分かり易いスクラムが登場して、アジャイル導入障壁も少しは下がっているのでしょうか。

アジャイル導入において壁となるのは、恐らく以下の2点かと思います。

  1. 手段や機能ではなく、価値創造がゴール

  2. 予定通りか?ではなく、残りがどのくらいか

アジャイルでは、これまでの決まった予定に従い機能を作り込み、
すべての機能が完成したら終了(ゴール)ではなく、
価値を創造&提供するのがゴールとなります。

手段や機能は限定しません。価値が提供できればゴールです。
価値を最大化するのがゴールです。
その為に、変更を抱擁しまくる。

そのため、必然的に進捗の考え方も変わります。
予定から遅れているか。ではなく、
価値を最大化するために、あと何が必要か。
を確認し、環境を整えます。

予定通りかを確認するだけでは、これからの変化を抱擁するのは困難です。
そのため、残りが何か。となります。
過去を見るのではなく、先を見て、変化を抱擁していきます。

このあたりの考え方を変えるのが、最も困難(壁)なのだと思います。


※3月までの記事は、こちら


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